エンジニアが1on1で話すこととは?1on1で困らないようにするための話題を8つ紹介!
1on1ミーティングで何を話せばよいのかわからないと感じているエンジニアは多いのではないでしょうか。国内では1on1ミーティングの導入が進んでおり、現代では人事施策として市民権を得たと言っても過言ではありません。しかし、エンジニアの方は1on1ミーティングと馴染みが薄く、何をはなせばよいのかわからないと悩んでしまう方は多いのではないでしょうか。
しかし、エンジニアにとって1on1ミーティングは非常に重要で、様々なメリットを享受することができます。そのため、本記事では、エンジニアが1on1ミーティングで話すことを説明し、1on1ミーティングを効果的に行う方法を紹介します。
エンジニアとの1on1で重要なのは「成長」
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目次
1on1ミーティングとは?
この項では、1on1ミーティングとは何かについて説明します。
1on1ミーティングとは?
1on1ミーティングとは「上司と部下の1対1で行う定期的な面談(ミーティング)」のことです。そのため、1on1ミーティングは仕事の進捗だけではなく、部下の成長やキャリア、時にはプライベートに関する話も積極的にすべきものでしょう。
アメリカのシリコンバレーで人材育成手法として1on1ミーティングが導入されており、日本でもヤフー株式会社が取り入れ、書籍「ヤフーの1on1―――部下を成長させるコミュニケーションの技法」により注目を集めた事から、国内でも多くの企業が導入をしています。
1on1 ミーティングの目的
1on1ミーティングの目的は企業によって様々考えられますが、主な目的は部下の育成、成長支援やエンゲージメント向上にあります。特にエンジニアと話す際には人事評価の面談だけではなく、進捗管理や部下の成長を重視した面談をしなくてはいけません。
しかし、実際に1on1ミーティングを導入してみると、単なる業務上の報連相の場になってしまう事や、上司からの一方的なフィードバックになってしまうケースも枚挙に暇がありません。そのため、1on1ミーティングでは部下のためということを意識し、1on1ミーティングでは事前準備や効果を出すための話し方や質問の仕方を取り入れることが大切です。
1on1の目的を従業員や部下に伝える方法や離職防止のために1on1を実施したい方は下記記事も併せてご覧ください!
エンジニアが1on1ミーティングをやるメリット
エンジニアが1on1ミーティングをすることで、得られるメリットは3つあります。
- 帰属意識の向上
- キャリア像を把握することができる
- 仕事の進捗や課題を把握でき、成果が向上する
得られるメリットの1つ目は、「帰属意識の向上」です。エンジニアは働き方によって、所属する企業ではなく、取引先の企業や自宅で働くことの方が多くなってしまいます。そのため、自社に所属している意識が薄れ、帰属意識が芽生えません。しかし、1on1ミーティングを行うことで、エンジニアは企業に自分のことを見てもらえていると感じ、帰属意識が芽生えるでしょう。帰属意識が芽生えることで、自社に対する愛着が生まれ、辞職率の低下やモチベーションの向上といった効果も期待できます。
得られるメリットの2つ目は、「キャリア像を把握することができる」ことです。エンジニアは専門性が高い職種で、将来的に選べるキャリアルートは非常に多彩です。また大きく分けても、将来的には開発側に回るのか、マネジメント側に回るのかといった専門性を選択することもキャリア的に非常に重要になっていきます。1on1ミーティングを行うことで、エンジニアが望むキャリアルートを把握することができます。キャリアルートを把握することができれば、部下のモチベーションを引き出す仕事の振り方も可能になるでしょう。
得られるメリットの3つ目は、「仕事の進捗や課題を把握でき、成果が向上する」ことです。タスクの締め切りや技術的な問題に日々悩んでいるエンジニアは非常に多いです。エンジニアの多くは、そのような課題を相談することは難しいと感じているのが現状です。しかし、課題を早めに把握しておかないと、プロジェクトの予算をオーバーしてしまったり、期日に間に合わないということが生まれてしまいます。このような失敗自体を防ぎ、成果が向上するためにも1on1ミーティングは重要です。
【具体例付き】 エンジニアが特に1on1ミーティングで話すべきこと
多くの企業でエンジニアとの1on1ミーティングを導入しようと思っても、実際どのようなことを話せばよいのかわからないと感じることが多いと思います。本項では、そんな方々に向けてエンジニアと1on1で話すべきテーマを5つ紹介します。
↓部下側の方は下記記事も併せてご覧ください!
1.開発の進捗・課題
1on1ミーティングでエンジニアと話すべきことの1つ目は、「開発の進捗・課題」です。エンジニアは開発のモデルによって変わってはきますが、開発の進捗を把握しておくことが非常に重要になってきます。特に新米エンジニアや未経験エンジニアの場合、開発の際に課題を感じやすく、予想していた進捗よりも遅くなりがちです。しかし、新米エンジニアも未経験エンジニアも周りの経験豊富なエンジニアの迷惑になりたくないばかりに、助けを求めないことが多いのではないでしょうか。しかし、1on1ミーティングを週1回の頻度で行っておけば、開発の進捗や課題を把握しやすく、手遅れの状況を防ぐことができます。そのため、1on1ミーティングでは「開発の進捗・課題」を確認しましょう。
また、開発の進捗状況が遅れている場合や直面している課題については、上司側は改善策を提示できると良いでしょう。エンジニアが感じている課題が専門性が高く、自分自身もわからない場合は自分よりも経験のある人にアドバイスを求めにいったり、一緒に考えている姿勢を見せることが大切です。
最後に、おすすめの声掛け方法を説明します。
- 開発の進捗は目標と差異がありますか?
- 開発をしている中で、困ったことはないですか?
2.エンジニア自身の目標設定・管理
1on1ミーティングでエンジニアと話すべきことの2つ目は、「エンジニア自身の目標設定・管理」です。エンジニアは締め切りに追われることが多く、開発目標を守ることに注力しがちです。そのため、エンジニア自身の目標を立てることは少なく、立てていたとしても普段から目標を意識することが少なくなるでしょう。しかし、1on1ミーティングの目的の1つに、部下であるエンジニアの成長を手助けすることもあります。そのため、エンジニアの成長速度を向上させるためにも、エンジニアに目標を立てさせ、目標管理を行うことが重要になります。
エンジニアで目標設定をする際には、定量的を意識しましょう。数値で設定することが非常に重要です。数値で設定しないとPDCAサイクルを回しにくく、成長を実感しにくくなってしまいます。そのため、1on1ミーティングで目標を設定する際には、上司は数値的な目標を設定できるような声かけをしましょう。
目標管理をする際には、「PDCAサイクル」を回すことをしっかりと意識すべきです。部下が成長するためにはPDCAサイクルを回すことが必要不可欠でしょう。成長するためには、進捗管理と振り返りが非常に重要です。そのため、1on1ミーティングでの目標管理は、目標達成度を把握し、振り返りを通じて学びや改善の機会を提供することに繋がります。そのため、上司側は1on1ミーティングでは、部下がPDCAサイクルを回せるような声掛けをすべきです。
目標管理をする際には、「PDCAサイクル」を回すことをしっかりと意識すべきです。「PDCAサイクル」を回す、つまり、進捗管理と振り返りを行うことは、部下が成長するために必要不可欠でしょう。1on1ミーティングでの目標管理は、目標達成度を把握し、振り返りを通じて学びや改善の機会を提供することに繋がります。そのため、上司側は1on1ミーティングで、部下がPDCAサイクルを回せるような声掛けをすべきです
最後に、おすすめの声掛け方法を説明します。
- 開発の目標を数値的に設定してみませんか?
- 日々の目標達成率はどの程度ですか?
3.スキル
1on1ミーティングでエンジニアと話すべきことの3つ目は、「スキル」です。エンジニアは、人によって持っているスキルが千差万別です。そのため、1on1ミーティングで、エンジニアが持っているスキルを把握することが非常に重要になるでしょう。なぜなら、エンジニアの持つスキルによって、上司は適切な仕事の割り振りを行うことができるからです。また、併せて上司は部下であるエンジニアがどのようなスキルを欲しているのかも把握しておくことも重要となります。欲しいスキルを把握することで、エンジニアのモチベーション向上に寄与することができます。これはスキルに対して、アドバイスや適切な仕事を割り振ることが可能になるからです。
最後に、おすすめの声掛け方法を説明します。
- 上流・下流どちらの仕事に興味がありますか?
- 学んでみたいプログラミング言語はありますか?
4.キャリアルート
1on1ミーティングでエンジニアと話すべきことの4つ目は、「キャリアルート」です。前項でも説明しましたが、エンジニアは専門性が高い職種で、将来的に選べるキャリアルートは非常に多彩です。そのため、上司側は部下のエンジニアが、大きく分けても将来的には開発側に回るのか、マネジメント側に回るのかのようなキャリアルートを把握することが非常に重要になっていきます。1on1ミーティングを行いながら、エンジニアが望むキャリアルートを把握するためにも、部下が今後のキャリアの希望を持っているのかについてを1on1ミーティングのテーマとして扱うべきです。上司側も部下のキャリア形成について話を聞いたら、キャリアや能力開発、社内の人事制度についてもアドバイスしましょう。
- 現在の業務には満足していますか?
- 今後やってみたい領域や仕事はありますか?
- 1年後、5年後、10年後にやってみたい仕事はありますか?
- こんな仕事があったらいいなと思う部署はありますか?
5.健康状態
エンジニアと話すべきことの5つ目は、「健康状態」です。エンジニアは働き方によっては、1日中椅子から立たずに運動を全くしないといった方もいます。そのため、エンジニアは運動不足になりやすく、体調を崩しやすいです。そのため、エンジニアとの1on1ミーティングでは健康状態を確認しましょう。また、この健康状態に関するテーマは肉体的な側面のみならず、精神的な側面の2つの面で確認すべきでしょう。なぜならば、精神的な面も、モチベーションや離職に関わり、業務にも直接影響する重要なテーマであるからです。また、1on1ミーティングの中で職場環境で改善できる点が明らかになったら、上司側は働きやすい環境の整備に努めましょう。
最後に、おすすめの声掛け方法を説明します。
- 業務外では休息や十分な睡眠時間を取れていますか?
- 週に何回程度、運動していますか?
- 体調面やメンタル面に問題は無いですか?
- ストレスを感じる場面はありますか?
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一般的に1on1ミーティングで話すべきこと
次にエンジニアに限らず、一般的に1on1ミーティングで話すべきことを説明します。
1.経営理念
一般的に1on1ミーティングで話すべきテーマを1つ目は、「経営理念」です。経営理念に関するテーマはエンジニアが日頃意識することではないかもしれません。しかし、経営理念がエンジニアに浸透すると、エンジニアも同じ会社に所属しているという実感を持つことができます。その結果、部下のエンゲージメント向上や、成績向上の効果が期待できます。そのため、上司はエンジニアに経営理念が浸透できるような声かけをできる限りすべきです。
最後に、おすすめの声掛け方法を説明します。
- 経営理念についてどう思いますか?
- どのような形であれば、経営理念を体現できそうですか?
- 上層部の決定についてどう思いますか?
2.モチベーション
一般的に1on1ミーティングで話すべきテーマを2つ目は、「モチベーション」です。エンジニアという職種においてもモチベーションが仕事に与える影響は非常に高いです。モチベーションが仕事に与える影響の1つとして、部下のエンゲージメント向上があります。そして、モチベーションに関してのテーマは、上司と部下の信頼関係を構築する上で非常に重要な質問となります。信頼関係が構築できると、円滑なコミュニケーションや問題発生時の早期解決などと期待できるメリットが多いです。そのため、モチベーションに関するテーマも1on1ミーティングで扱うべきテーマです。
また、モチベーションに関する質問では、モチベーションを上げる要因とモチベーションを下げる要因の2つについてしっかりと確認すべきです。モチベーションが上がる要因に対しての質問は、部下のモチベーションの源泉を把握ができ、部下の今後の成長に繋げることができます。モチベーションが下がる要因に対しての質問は、部下の心理的ハードルを把握することができます。上司側は心理的なハードルに対して、適切なフィードバックを行なったり、改善策を提案することができます。部下のモチベーションに対して普段の業務の中でも意識できると、部下も上司が見てくれていると感じ、上司と部下での信頼関係を構築しやすくなります。
モチベーションが上がる要因への声掛け
- どんな仕事をしている時が楽しいですか?
- 最近の仕事の中で、モチベーションが上がったなと感じる業務はありますか?
- これならやってもいいなって思う仕事はないですか?
モチベーションが下がる要因への声掛け
- どんな仕事をしている時が辛いですか?
- 最近の仕事の中で、自信が無い業務ってありますか?
- これは絶対にやりたくないって思う仕事はありますか?
3.プライベート
一般的に1on1ミーティングで話すべきテーマを3つ目は、「プライベート」です。プライベートに関するテーマは直接的に部下の成長に繋がらないかもしれません。また、プライベート面の話は踏み込みすぎると本当に話したい話をする時間が減ってしまったり、問題が起きてしまうことも考えられます。しかし、プライベートの話は、上司と部下の信頼関係を構築するきっかけになったり、緊張しがちな1on1ミーティングのアイスブレイク等の役割も持っていることも事実です。そのため、1on1ミーティングでプライベートの話をするときは節度を持って、相手との関係性を意識しながら話をするようにしましょう。
最後に、おすすめの声掛け方法を説明します。
- 趣味は何ですか?
- 休日はどんなことをして過ごしていますか?
エンジニアと1on1ミーティングをする上での困難点と解決策
エンジニアとの1on1ミーティングは、エンジニアの成長や仕事の効率化に繋がるということが分かりました。しかし、エンジニアとの1on1ミーティングは困難な点が様々あります。この項では、エンジニアと1on1ミーティングをする上での困難点や解決策について説明します。
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ニガテ意識を持つ方が多い
エンジニアと1on1ミーティングをする上での困難点の1つ目は、「ニガテ意識を持つ方が多い」ことです。エンジニアは1on1ミーティングを行う際に、考えすぎてしまうことや、コミュニケーションへのニガテ意識が原因で、1on1ミーティングにニガテ意識を持つ方が多いです。しかし、1on1ミーティングの効果を最大限活かすためには、コミュニケーションが非常に重要です。そのため、上司側はエンジニアのニガテ意識を払拭することを意識しなくていけません。
「ニガテ意識を持つ方が多い」の解決策は、アイスブレイクです。アイスブレイクをすることで、場が温まり、コミュニケーションをしやすくなります。アイスブレイクの質問としては、前述したプライベートの話をすると良いでしょう。
オンライン上でのコミュニケーションが困難
エンジニアと1on1ミーティングをする上の困難点の2つ目は、「オンライン上でのコミュニケーションが困難」です。エンジニアは、他の職種に比べてテレワークや在宅勤務の割合が非常に多いです。そのため、1on1ミーティングを行う際もオンライン形式で行うことが多くなるでしょう。しかし、オンライン形式では、実際に顔を合わせるわけではないので、コミュニケーションのすれ違いが生じてしまうことが考えられます。上司側はオンライン上でのコミュニケーションの課題点を意識して、1on1ミーティングを行いましょう。
「オンライン上でのコミュニケーションが困難」に対する解決策は、すれ違いが無いかを確認する機会を増やす意識を持つことです。この意識を持つためには、質問を積極的に投げかける習慣が重要です。特に、エンジニア側に不明瞭な点があると感じたら、質問をさせ、誤解を防ぎましょう。
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1on1ミーティングの効果を最大限にするために
1on1ミーティングを効果的にするためには、声掛けだけでは不十分です。1on1ミーティングの効果を完全に発揮させるためには、気を付けなくてはいけないことがあります。この項では、1on1ミーティングを効果的にする方法について説明します。
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発言しやすい環境を整える
1on1ミーティングの効果を最大限にするための方法の1つ目は、「発言しやすい環境を整える」ことです。1on1ミーティングの起点は、部下であるエンジニアからの発言です。そのため、エンジニアが発言しやすい環境を整えることが、1on1ミーティングには求められます。
エンジニアが発言しやすい環境を整える上で気を付けるべきポイントは2つあります。
- 1on1ミーティングで話す内容をあらかじめはっきりさせる
- 感情に任せた叱責をしない
1つ目は、「1on1ミーティングで話す内容をあらかじめはっきりさせる」ことです。いきなり1on1ミーティングで「何か困っていることはないですか?」と聞かれても即答できる人は多くないでしょう。そのため、部下側も何を話していいのかわからなくて、困ってしまいます。これの解決策は、「あらかじめ1on1ミーティングで話し合いたい内容を考えてきてもらう」ことです。その場では思いつかなくても、ゆっくりと考えてみれば思いつくということはよくあることです。
2つ目は、「感情に任せた叱責をしない」ことです。感情に任せた叱責をしてしまうと、部下側も叱責を恐れるあまり部下の本心からの報連相やコミュニケーションが取れなくなってしまいます。そのため、1on1ミーティングはその性質上、部下の困り事や失敗談を聞いても、上司側は呆れたり、怒ったりなどのネガティブな態度や言動を基本的にはしないようにしましょう。
目的をはっきりさせる
1on1ミーティングの効果を最大限にするための方法の2つ目は、「目的をはっきりとさせる」ことです。エンジニアのミーティングでは話したい事が多いため、目的がブレてしまいがちです。また、目的をはっきりしない状態で始めると、メンバー目線に立ったとき、悪い意味で義務感が強まり、本来ヒアリングすべき事柄がヒアリングできない可能性が生まれてしまいます。この目的のブレを無くすためにも、ミーティングを始める前に目的をエンジニア側にも周知させましょう。
遅刻しない
1on1ミーティングの効果を最大限にするための方法の3つ目は、「遅刻しない」ことです。前述したようにエンジニアとの面談はオンラインで行うことが多いでしょう。しかし、繰り返しオンライン面談をやっていると、対面で開催するよりも時間に対してルーズになってしまいがちです。1on1ミーティングに遅刻をしてしまうと、予定の時間に開催できなくなってしまい、1on1ミーティングの効果を最大限発揮できなくなってしまいます。そのため、1on1ミーティングは時間を守って開催しましょう。
クラウドサービスを導入する
1on1ミーティングの効果を最大限にするための方法の4つ目は、「クラウドサービスを導入する」ことです。1on1コミュニケーションを行うことで部下の成長に繋げることができ、高頻度で行うことが肝心になります。しかし、高頻度で1on1ミーティングを行なえば行うほど、上司側の負担が大きくなってしまいます。最悪の場合、1on1ミーティングの意義を忘れ、1回に掛ける労力を下げようとしてしまいます。これを回避するためにも、1on1ミーティングを高頻度で行っても、負担にならないようにしなくてはいけません。
1on1ミーティングの負担を下げるためには、クラウドサービスを導入する方法をオススメします。クラウドサービスを導入すると、1回の1on1ミーティングに欠ける労力を下げることができます。そのため、継続的に1on1ミーティングを行うことができ、形骸化を防ぐことにもつながります。
また、導入するクラウドサービスの種類によっては1on1ミーティングを可視化したり、振り返り機能がついていたりします。ぜひ、その企業に合ったクラウドサービスの導入を検討してみてください。
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1on1支援ツールの「コチーム」では1on1のよくある困りごとを簡単に解決できます!
- 1on1のスケジュールを何度も設定する
- 毎回1on1のアジェンダを決めるのに時間がかかってしまう
- 1on1の記録の管理が面倒くさい
- 従業員がどんな1on1を実施しているのか把握できない
- 1on1で話した内容をチャット形式で簡単に記録・管理・保存できる!
- 1on1で話すことに困らないアジェンダテンプレート機能!
- 1on1の対話を深める質問を提案するAIアシスト機能!
- 1on1の実施率・アジェンダの使用率がわかる分析機能!
- 従業員の特徴に応じたコミュニケーションを促進するソーシャルスタイル診断機能!
まとめ
本記事では、エンジニアが1on1ミーティングで話すことについて説明しました。特に1on1ミーティングで話すべき8つのことについて説明しました。1on1ミーティングを効果的に行うことができれば、企業には多くのメリットがありますので、これらの話すべきテーマを活用し、よりよい1on1ミーティングを実施してみてください。
1. 開発の進捗・課題
2. エンジニア自身の目標設定・管理
3. スキル
4. キャリアルート
5. 健康状態
6. 経営理念
7. モチベーション
8. プライベート
お役立ち情報
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