1on1ミーティングの普及に伴って、開発・サービスとして提供する企業が増えてきました。
ただ、1on1ツール市場が盛り上がる一方で、「気になっているけど、一体どんなものがあるの?」など、疑問に思う方もいると思います。
そこで本記事では、1on1のサポート機能が備わっているツールを15個を紹介していきます。
また、目的別の選び方やそれぞれの機能、料金等も簡単に解説していくので、1on1ツールの比較検討にぜひご活用ください!
日々の1on1から目標管理・人事評価までできるオールインワンツール「Co:TEAM(コチーム)」なら簡単に1on1をモニタリング!
・マネージャーごとに実施状況・実施内容をチェックできる分析機能!
・各アジェンダの使用率もモニタリング!
>>1on1の運用が楽々できる「コチーム」の詳細はコチラ!!
目次
1on1ツールの種類と特徴
1on1ツールの中には、活用目的や機能が異なる様々なツールが存在しています。ツールを使用するうえでの目的は、大きく以下の4つに分類されます。
- コミュニケーションの質を向上させる
- 目標設定・管理を効率的に実施する
- 人材育成をシステマティックに行う
- 社員の心理状態を把握する
1on1に特化したものもあれば、1on1と目標管理や人事評価を組み合わせて、フィードバックの質を高めたりなど、様々な用途が存在します。
また、ツールの導入を考えている場合は、使用する上での目的を明確にしてから比較検討するのがおすすめです。
1on1ツールを選ぶ際の比較ポイント
先述の通り、既存の1on1ツールの中には、さまざまな用途や機能のツールが存在しています。自社にとって最適な選択をするためにも、導入目的やそれに合わせて必要な機能などといった条件を予め確認するのがおすすめです。
比較検討するうえで重要になるポイントは、以下の6つです。
- 導入目的に合った機能が搭載されているか
- 1on1機能とほかの人事施策の機能が連携しているか
- 形骸化を防ぐ機能が搭載されているか
- 記録フォーマットやテンプレートが充実しているか
- 予算とサービス内容が見合っているか
- サポート体制が充実しているか
1on1ツールの種類は様々で、それぞれ強みも異なります。上記のポイントに着目することで、ツールの比較検討をスムーズに進めることが可能になりますので、ぜひ参考にしてください。
1. 導入目的に合った機能が搭載されているか
「導入目的に合った機能が搭載されているか」は最も大事な確認事項です。
1on1ツールを導入する目的やニーズによって、最適なツールも異なります。それらの検討理由を条件として整理することで、目的やニーズに合致するツールを選択することができます。
例えば、組織やチーム全体での目標達成力を強化したい場合は1on1を通して目標管理ができるものを、1on1の結果を人事評価と連動させたいような場合は1on1の議事録や取り組みを可視化して蓄積できる機能が備わったものがおすすめです。
そのため、1on1ミーティングで何を実現したいのかの目的を明確にして、それを実現する機能があるかを確認することが重要です。
「1on1機能に特化したツール」と「1on1機能があるツール」の違い
1on1ミーティング機能を使用できるツールは数多くあるものの、その機能の専門性や充実度はツールによって様々です。会社の現状やニーズに合わせて製品を選択することが重要になります。
他のサービスやツールの契約状況なども加味して、導入目的が「1on1を効率的に行いたい」ことなのか、「1on1を起点に、人事評価やタレントマネジメントの効率化を図る」のかを予め整理するのがおすすめです。
「1on1主体」である場合は「1on1機能に特化したツール」を選択し、他の人事施策をメインで強化したい場合は、1on1機能が付帯したマネジメントツールを選択することをおすすめします。
2. 1on1機能と他の人事施策の機能が連携しているか
1on1機能と目標管理や人事評価などの他の人事施策との連携がツール内で取れているかも重要なポイントとなります。
例えば、1on1機能のみしか無い場合、他の人事施策と連携できないリスクがあります。そのため、「1on1をやる意味があるのか?」と実施者が感じやすくなったり、「1on1をやること自体が目的化する」可能性が高いです。
上記のような状態になることを予防しつつ、1on1を実施するメリットが感じられるように、1on1と他の機能が連動しているかを軸に選ぶこともおすすめします。
3. 形骸化を防ぐ機能が搭載されているか
1on1の形骸化を防止する機能があるかどうかも非常に重要です。1on1に限らず、あらゆる人事施策は現場の理解を得られないと形骸化してしまいます。
そのため、現場にとってメリットのある形で1on1のツールを導入できるものを選ぶことがおすすめです。
また、1on1を実施していないマネージャーを特定して、改善施策を打ち出せる実施状況の分析機能などもあると、1on1の形骸化を防ぐうえで非常に有効です。
形骸化を予防する機能に関しては、以下の4つの観点で判断可能です。
- 負荷を削減するための事前準備機能やテンプレートシート等が充実しているか
- 1on1でのコミュニケーションを促進する支援機能があるか
- 人事担当者や運用責任者が組織全体の1on1の実態を可視化する機能があるか
- 1on1機能と他の人事施策・ツールが連携可能かどうか
4. 記録フォーマットやテンプレートが充実しているか
「記録フォーマットやテンプレートが充実しているか」も確認事項の一つです。
例えば、1on1ツールによって記録された情報をもとに、高頻度での振り返りが可能となります。これにより、目標達成のための取り組みや、進捗確認がブラックボックス化せず効率的に管理できるようになります。
また、詳細な記録(ログ)の蓄積と記録へのアクセスをできるようにすることで、1on1でのやり取りを評価に反映できる環境が構築可能です。
1on1をどのように活用するかによって議事録の蓄積やアクセシビリティの要求度合いも変わるので、目的に合致した機能があるかきちんと確認しましょう。
5. 予算とサービス内容が見合っているか
「予算とサービス内容が見合っているか」という点も必ず確認しましょう。
会社やチームの状況に拠って求めるツールの規模感や専門性も違ってくるため、必ずしも機能が多くて料金が高いものが最善ではありません。
予算との一致度や製品のコストパフォーマンスを確認するのみではなく、会社やチームにとって「その予算を出すだけのリターンがあるか」に関しても必ずシミュレーションすることをおすすめします。
6. サポート体制が充実しているか
「サポート体制が充実しているか」という点は、SaaS製品やクラウドサービスを契約する上で非常に重要です。
多種多様な機能が備わっているツールであればあるほど使いこなすことが困難であり、販売元による研修や操作説明といったサポート面の重要性が大きくなります。
ツールの性能を100%引き出し、現場にいち早く浸透させるためにも、サポート制度が十分なツールであれば、導入後も安心して使用することが可能です。
1on1ツールを導入するメリット
1on1ミーティングにツールを導入するメリットは多くありますが、代表的なものは以下の3つです。
- 1on1ミーティングが仕組み化できる
- 人事評価・人員配置が最適化できる
- 振り返りの質が向上できる
上記のメリットは、自社にとって「1on1ツールは本当に必要か」を確認するために必要な情報となりますので、十分に把握することをおすすめします。
1.1on1ミーティングを仕組み化できる
1つ目は、「1on1ミーティングを仕組み化できる」点です。
1on1ツールにはカレンダー連携などスケジュールの設定や実施リマインド機能があるものも多く存在します。
実施間隔が空いてしまったり形骸化してしまいがちな1on1をきっちりと「仕組み化」することで、現場に定着させやすくすることができます。
1on1ミーティングは定期的に行うことではじめて本来のメリットを引き出すことができる施策であるため、ツールを使った管理が最も効果的であるといえます。
2.人事評価・人員配置を最適化できる
2つ目のメリットは、「人事評価・人員配置を最適化できる」点です。
ミーティングやフィードバックの記録を蓄積することで、長期にわたるメンバーのパフォーマンスや業務への姿勢をさかのぼって参照できるため、より正確かつ納得感のある評価を実現することができます。
また、1on1を通して個々の適性やスキルが明確になるため、それらを明文化して記録しておくことで、より個人の強みを生かせる人事配置や業務の采配が可能になります。
3.振り返りの質を向上できる
3つ目のメリットは「振り返りの質が向上できる」点です。
1on1ミーティングの議事録や記録をツールで管理することによって、ミーティングの内容や議論のポイントを細かく記録できるようになるため、参加者は後からミーティングの内容を正確に思い出したり、要点を整理して把握することができるようになります。
特に長期にわたるプロジェクトや目標に関する話し合いにおいては、過去のミーティング記録や進捗を詳細に確認できることによって、必要に応じて方針を見直したり目標設定を微調整することが容易になります。
1on1機能に特化しているツール5選
1on1ツールには「1on1機能に特化したツール」と「1on1機能があるツール」が存在します。
ここではまず、1on1機能に特化した以下のツール5つを紹介していきます。
- Co;TEAM(コチーム)-株式会社O:(オー)
- Kakeai – 株式会社KAKEAI
- Wistant – 株式会社フルート
- TeamUp – チームアップ株式会社
- ミキワメマネジメント – 株式会社リーディングマーク
上記のツールは以下に該当する方におすすめなので、ぜひ参考にしてください。
- 1on1主体で人事施策の運用や目標管理等を実施したい方
- 1on1の導入のみを目的としてツールを検討している方
- 他の人事ツールを既に契約していて1on1の底上げのみを目的としている場合
それでは順番に解説していきます。
Co:TEAM(コチーム)- 株式会社O:(オー)

Co:TEAM(コチーム)は、株式会社O:(オー)が提供する(多くの企業で個別に実施されている)「1on1ミーティング」と「目標管理」と「人事評価」をつなぎ合わせることで、個人のパフォーマンスを最大限発揮させるツールです。
また、従業員を育成する「スキルマネジメント」も実現できます。1on1のミーティングの面談スケジュールの管理からフィードバックの記録・振り返りまで一貫してサポートすることが可能です。
1on1をしながら目標管理を実施し実行力を高めたり、1on1の記録を見ながら人事評価を実施し納得度の高い評価を実現したりするなど、1on1を主体として人事施策を運用できることが特徴です。
1on1の形骸化防止にも力を入れ、事前準備機能やアジェンダのテンプレート機能で現場マネージャーの運用負荷を削減したり、対話を深めるため独自に学習させたAIがマネージャーに即時アドバイスを実施するAIアシスト機能も搭載しています。
さらに、1on1機能のみでなく目標管理機能はMBO/OKRのどちらにも対応し、人事評価機能でも評価シートを自動生成・配布したり、甘辛調整や評価の自動計算を実施することが可能で、人事担当者の負担も削減できます。
コチームの機能
| 機能カテゴリ | 評価 | 機能詳細 |
| 1on1と他の機能の連携 | ◎ | ・1on1と目標管理機能の連携・1on1のログを人事評価シート時に確認できる |
| 形骸化防止機能 | ◎ | ・AIアシスト機能・1on1事前準備機能・1on1の記録シートを自動生成・組織全体の1on1のログを確認(権限で閲覧範囲調整可)・組織・部署・マネージャーごとの分析機能・外部カレンダー連携 |
| 記録フォーマット等のテンプレート機能 | ◎ | ・テンプレートの作成/共有が可能・公式テンプレートも多数 |
| サポート体制 | ◎ | ・操作マニュアル完備(書類・動画)・チャットサポート・操作説明会の実施・専任のカスタマーサクセスを配置 |
| その他機能(1on1に関係するもの) | ・目標管理/人事評価機能・ソーシャルスタイル診断機能(適性検査)・スキルマネジメントによる人材育成機能・人材データベース など |
コチームの料金・無料トライアルの有無
| 公式サイト | https://coteam.jp/ |
| 運営会社 | 株式会社オー |
| 料金 | 月額 1,650円〜 |
| 無料トライアル | あり(トライアル申込ページ) |
| 導入事例 | https://coteam.jp/case/ |
Kakeai – 株式会社KAKEAI

Kakeaiは、株式会社KAKEAIが提供する従業員間のコミュニケーション促進と相互理解を深めるための1on1ツールです。
主な機能として1on1ミーティング支援、フィードバック管理、目標設定・管理、スキル評価などがあり、1on1ミーティングのサポート面としては、面談スケジュールの管理、議題設定、フィードバックの共有が可能です。1on1のサポート機能で特徴的なのは、相互理解や自己開示を深めるための質問テンプレートや、面談後のフォローアップ機能が充実している点です。
より具体的な1on1機能としては、性格診断や価値観分析の結果を基に1on1での効果的な質問を提案でき、また、面談結果を可視化し、継続的な関係性の構築をサポートすることができます。さらに、1on1の結果を基にしたスキルマップの更新や、キャリア開発プランの作成をサポートする機能も備えています。
カケアイの強みは、相互のコミュニケーションや自己開示を軸とした1on1ミーティングを実施し、メンバーとマネージャーの信頼関係の構築と個人の成長を同時に実現できる点にあります。
Kakeaiの機能
| 機能カテゴリ | 評価 | 機能詳細 |
| 1on1と他の機能の連携 | △ | ・1on1ミーティングに特化※他システムとの1on1データの移管は可能 |
| 形骸化防止機能 | ○ | ・1on1事前準備機能・1on1の記録シートを自動生成・組織・部署・マネージャーごとの分析機能・外部カレンダー連携・1on1のログは1on1の当人同士のみ閲覧可能 |
| 記録フォーマット等のテンプレート機能 | ? | 不明(HPに記載なし) |
| サポート体制 | ? | 不明(HPに記載なし) |
| その他機能(1on1に関係するもの) | ・ビデオ通話機能・AI要約/自動文字起こし機能・メンター/メンティ機能 |
Kakeaiの料金・無料トライアルの有無
| 公式サイト | https://kakeai.co.jp/ |
| 運営会社 | 株式会社KAKEAI |
| 料金 | 要問い合わせ |
| 無料トライアル | 不明(HPに記載なし) |
Wistant – 株式会社フルート

Wistantは、株式会社フルートが提供する従業員の人材育成と定着を目的としたマネジメントツールです。
目標管理や評価管理やスキル管理、1on1ミーティング支援といった機能があり、1on1ミーティングのサポートとしては、定期的な面談スケジューリング、議題設定、フィードバック記録が可能です。
特徴的なのは、目標達成度や成長度合いを可視化し、それに基づいた効果的な1on1ミーティングを行える点です。
具体的には、設定された目標の進捗状況やKPIの達成度を自動で追跡し、1on1での議題として提案することができ、また面談履歴を蓄積し、長期的な成長トラッキングに活用できる機能もあります。さらに、1on1の結果を基にしたスキルマップの更新や、パフォーマンス向上のためのアクションプラン作成をサポートする機能も備えています。
Wistantの強みは、データに基づいた客観的な1on1ミーティングを実施し、継続的な成長支援を行える点にあります。
Wistantの機能
| 機能カテゴリ | 評価 | 機能詳細 |
| 1on1と他の機能の連携 | ◎ | ・1on1/目標/人事評価の機能が連携 |
| 形骸化防止機能 | ○ | ・1on1事前準備機能・1on1分析機能・外部カレンダー連携・1on1のログの閲覧権限は不明 |
| 記録フォーマット等のテンプレート機能 | ? | 不明(HPに記載なし) |
| サポート体制 | ? | 不明(HPに記載なし) |
| その他機能(1on1に関係するもの) | ・360度フィードバック・マネジメントスコア |
Wistantの料金・無料トライアルの有無
| 公式サイト | https://www.wistant.com/ |
| 運営会社 | 株式会社フルート |
| 料金 | 要問い合わせ |
| 無料トライアル | あり(30日間) |
TeamUp(チームアップ株式会社)

TeamUpは、チームアップ株式会社が提供するチームコミュニケーションの活性化と目標管理に焦点を当てたツールです。
主な機能として目標設定・管理、タスク管理やフィードバック、1on1ミーティング支援などがあり、1on1ミーティングのサポート面でいうと、定期的な面談設定や目標進捗の確認、フィードバックの記録といった基本的な機能が備わっています。
特徴的なのは、チーム目標と個人目標を連携させた1on1ミーティングを行える点です。
具体的には、チームの目標達成状況と個人の貢献度を可視化し、1on1での議題として提案できるため、1on1を通してチーム全体の成果につなげることができます。
TeamUpの強みは、個人とチームの目標を連動させた1on1ミーティングを実施し、組織全体の成果向上につなげられる点にあります。
TeamUpの機能
| 機能カテゴリ | 評価 | 機能詳細 |
| 1on1と他の機能の連携 | ? | 不明(HPに記載なし) |
| 形骸化防止機能 | ◎ | ・1on1事前準備機能・1on1の予定を自動生成・1on1分析機能・外部カレンダー連携・1on1のログは閲覧権限によって制限可能 |
| 記録フォーマット等のテンプレート機能 | 〇 | テンプレート機能あり |
| サポート体制 | ◎ | 研修や導入支援プラン |
| その他機能(1on1に関係するもの) |
TeamUpの料金・無料トライアルの有無
| 公式サイト | https://www.teamup.jp/ |
| 運営会社 | チームアップ株式会社 |
| 料金 | 要問い合わせ |
| 無料トライアル | あり(15日間) |
ミキワメマネジメント – 株式会社リーディングマーク

ミキワメマネジメントは、株式会社リーディングマークが提供するAiを活用した1on1ツールです。1on1の事前準備からネクストアクションの決定、面談やマネジメントにおける改善点まで、一貫してサポートしてくれるのが特徴です。
会話の文字起こしが音声入力で可能となっているため、議事録を作成しながら会話をする必要がありません。文字起こしした内容をもとに、AIがネクストアクション決定のサポートをしてくれるため、とるべき行動が早く明確になるのが大きなメリットです。
実施した面談内容や実施後のアンケートデータをもとに、マネジメントの改善点を提示してくれる機能も搭載されています。また、各メンバーの性格診断機能が搭載されており、メンバーの心理的側面を考慮したコミュニケーションが可能となっています。
ミキワメマネジメントの強みは、1on1の負荷削減・AIフィードバックによる継続的改善・メンタリティに寄り添ったコミュニケーションを実現できる点にあります。
ミキワメマネジメントの機能
| 機能カテゴリ | 評価 | 機能詳細 |
| 1on1と他の機能の連携 | ◎ | タレントマネジメントシステム労働管理システムなどと連携可能 |
| 形骸化防止機能 | ◎ | ・1on1事前メモ・リマインド機能・AIネクストアクション提案機能・1on1アンケート・AIアドバイス機能 |
| 記録フォーマット等のテンプレート機能 | ? | 不明(HPに記載なし) |
| サポート体制 | 〇 | ・ツールの説明会・導入前後の支援も実施 |
| その他機能(1on1に関係するもの) | 〇 | ・性格相性診断・ |
ミキワメマネジメントの料金・無料トライアルの有無
| 公式サイト | https://mikiwame.com/management.html |
| 運営会社 | 株式会社リーディングマーク |
| 料金 | 要問い合わせ |
| 無料トライアル | 不明(公式HPに記載なし) |
シナジーHR面談 – Sharin株式会社

シナジーHR面談は、Sharin株式会社が提供する人事面談に特化したツールです。
主な機能として、面談スケジュール管理、面談テンプレート提供、面談記録管理、分析レポート作成などがあります。1on1ミーティングのサポート面では、面談スケジュールの管理、議題設定、面談記録の作成といったオーソドックスな機能が備わっています。
1on1機能としては、目的別(評価、育成、キャリア等)の面談テンプレートを提供して効果的な1on1の実施をサポートし、また面談結果を分析して個人やチームの傾向、課題を可視化することができます。さらに、面談履歴の一元管理や、面談結果を基にしたアクションプランの作成・追跡機能も備えています。
シナジーHR面談の強みは、構造化された1on1ミーティングの実施と、面談結果の組織的な活用を可能にする点にあります。
シナジーHR面談の機能
| 機能カテゴリ | 評価 | 機能詳細 |
| 1on1と他の機能の連携 | △ | ・同社別ツールにて人事評価との連携は可能 |
| 形骸化防止機能 | ○ | ・1on1分析機能・1on1の記録を共有可能 |
| 記録フォーマット等のテンプレート機能 | ○ | テンプレート機能あり |
| サポート体制 | ? | 不明(HPに記載なし) |
| その他機能(1on1に関係するもの) |
シナジーHR面談の料金・無料トライアルの有無
| 公式サイト | https://synergyhr.jp/meetingtool/ |
| 運営会社 | Sharin株式会社 |
| 料金 | 月額400円/1ユーザー |
| 無料トライアル | あり(14日間) |
1on1機能がある人事ツール9選
1on1機能も付帯している人事ツールやタレントマネジメントツールを9つピックアップして紹介していきます。紹介するのは以下の9つです。
- HRBrain – 株式会社HRBrain
- タレントパレット – 株式会社プラスアルファ・コンサルティング
- HRMOSタレントマネジメント – 株式会社ビズリーチ
- CYDAS – 株式会社サイダス
- Pulse – ウォンテッドリー株式会社
- WAKUAS – 株式会社アジャイルHR
- INSIDES – 株式会社リクルートマネジメントソリューションズ
- MotifyHR – 株式会社アックスコンサルティング
- カオナビ – 株式会社カオナビ
上記のツールは、下記のケースに当てはまる場合におすすめです。
- 1on1以外の他の人事施策をメインで強化していきたい場合
- 1on1をサブとして使いたい場合
1on1機能に限定するとコンテンツの専門性や充実度が比較的低いものの、人事に関する広範な業務を一本で完結させられるような総合力が高いツールが多数あります。
それでは順番に解説していきます。
HRBrain – 株式会社HRBrain

HRBrainは、株式会社HRBrainが提供する人事評価や1on1ミーティングを含む包括的な人材マネジメントやタレント管理ツールです。
1on1機能については、定期的な面談の設定、議題の管理、フィードバックの記録が可能で、面談の準備から実施、フォローアップまでをシステマチックに管理できる点が特徴です。
さらに、従業員のパフォーマンスデータや評価結果を可視化し、人事評価機能との連携することにより、1on1での成果を評価に反映させることも可能です。
HRBrainの機能
| 機能カテゴリ | 評価 | 機能詳細 |
| 1on1と他の機能の連携 | ○ | ・人事評価機能との連携・目標機能は不明 |
| 形骸化防止機能 | ? | ・1on1のログは記録可能(閲覧権限は不明)・その他機能不明 |
| 記録フォーマット等のテンプレート機能 | ○ | テンプレート機能あり |
| サポート体制 | ? | 不明(HPに記載なし) |
| その他機能(1on1に関係するもの) | ・人事評価機能 |
HRBrainの料金・無料トライアルの有無
| 公式サイト | https://www.hrbrain.jp/ |
| 運営会社 | 株式会社HRBrain |
| 料金 | 要問い合わせ |
| 無料トライアル | 不明(HPに記載なし) |
タレントパレット – 株式会社プラスアルファ・コンサルティング

タレントパレットは、株式会社プラスアルファ・コンサルティングが提供する人材データの可視化と分析に強みを持つツールです。
主な機能として、人材データの一元管理やスキルマップの作成、キャリアパスの設計、後継者計画の立案などがあります。
1on1ミーティングの機能については、面談記録の管理があり、従業員の能力や実績データを基により効果的な1on1ミーティングの実施が可能になります。
また、面談記録の蓄積・管理ができるため、過去の面談内容や設定した目標の進捗を随時追跡することができ、さらに、1on1の結果を人材データベースに反映させることで長期的な人材育成計画に活用することが可能です。
タレントパレットの強みは、個々の人材のデータに基づいた効果的な1on1ミーティングの実施をサポートできること、またそれらの1on1データを人材育成に活用できるというところにあります。
タレントパレットの機能
| 機能カテゴリ | 評価 | 機能詳細 |
| 1on1と他の機能の連携 | ? | 不明(HPに記載なし) |
| 形骸化防止機能 | ? | 不明(HPに記載なし) |
| 記録フォーマット等のテンプレート機能 | ? | 不明(HPに記載なし) |
| サポート体制 | ○ | ・サポートデスク(問い合わせ/チャット)・個別相談会/勉強会 |
| その他機能(1on1に関係するもの) |
タレントパレットの料金・無料トライアルの有無
| 公式サイト | https://www.pa-consul.co.jp/talentpalette/ |
| 運営会社 | 株式会社プラスアルファ・コンサルティング |
| 料金 | 要問い合わせ |
| 無料トライアル | 不明(HPに記載なし) |
HRMOSタレントマネジメント – 株式会社ビズリーチ

HRMOSタレントマネジメントは、株式会社ビズリーチが提供する採用から評価、育成まで一貫した人材マネジメントを提供するツールです。
1on1機能については、面談スケジュールの管理、議題の設定、フィードバックの記録が可能で、キャリア開発や目標管理と連携した1on1ミーティングを実施できる点が特徴的です。また、面談履歴を一元管理し、継続的な成長支援に活用できます。
従業員のキャリアプランや目標に基づいて1on1でのアジェンダを選択したり、1on1の履歴を一元管理して継続的な成長支援に活用できる機能のほか、Slackと連携してスケジュールのリマインド等を設定できるところも特徴的です。
HRMOSの強みは、採用から育成までの一貫したデータを基に、効果的な1on1ミーティングを実施できる点にあるといえます。
HRMOSタレントマネジメントの機能
| 機能カテゴリ | 評価 | 機能詳細 |
| 1on1と他の機能の連携 | ○ | ・1on1機能と目標管理機能を連携・人事評価機能との連携は不明 |
| 形骸化防止機能 | ○ | ・1on1分析機能・外部カレンダー連携・1on1のログの閲覧は不明 |
| 記録フォーマット等のテンプレート機能 | ? | 不明(HPに記載なし) |
| サポート体制 | ◎ | ・専任の担当者・問い合わせ窓口・操作マニュアル |
| その他機能(1on1に関係するもの) |
HRMOSタレントマネジメントの料金・無料トライアルの有無
| 公式サイト | https://hrmos.co/hr/ |
| 運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
| 料金 | 要問い合わせ |
| 無料トライアル | 不明(HPに記載なし) |
CYDAS – 株式会社サイダス

CYDASは、株式会社サイダスが提供する人事に関するあらゆる業務をカバーした包括的な人事ツールです。
このツール一つで、人事配置や勤怠管理、目標やキャリアのサポートといったすべての人事領域をカバーすることが可能です。
1on1ミーティング機能としては、定期的な面談の設定や記録管理やフィードバックの共有が可能で、エンゲージメントサーベイの結果と連携した1on1ミーティングを行えるのが特徴です。これにより、従業員の現状やモチベーションを踏まえた効果的な面談が可能になります。
CYDASの強みは、従業員の声を定量的に把握し、それに基づいた効果的な1on1ミーティングを実施できる点にあるといえます。
CYDASの機能
| 機能カテゴリ | 評価 | 機能詳細 |
| 1on1と他の機能の連携 | ? | 不明(HPに記載なし) |
| 形骸化防止機能 | △ | ・1on1分析機能・1on1のログは閲覧権限は不明 |
| 記録フォーマット等のテンプレート機能 | ? | 不明(HPに記載なし) |
| サポート体制 | ○ | ・サポートサイト/窓口 |
| その他機能(1on1に関係するもの) |
CYDASの料金・無料トライアルの有無
| 公式サイト | https://www.teamup.jp/ |
| 運営会社 | 株式会社サイダス |
| 料金 | 要問い合わせ |
| 無料トライアル | 不明(HPに記載なし) |
Pulse – ウォンテッドリー株式会社

Pulseは、Slackを通してチームのコミュニケーションやタレントマネジメントが行えるツールです。
1on1機能としては、定期的なスケジュール設定や面談記録の管理が可能で、リアルタイムの従業員フィードバックを基にタイムリーな1on1ミーティングを行える点が特徴です。これにより、従業員の状態に応じた柔軟かつ適切なサポートが可能になります。
Pulseの強みは、従業員の声をリアルタイムで把握し、それに基づいた効果的な1on1ミーティングを実施できる点にあります。
Pulseの機能
| 機能カテゴリ | 評価 | 機能詳細 |
| 1on1と他の機能の連携 | ? | 不明(HPに記載なし) |
| 形骸化防止機能 | ? | 不明(HPに記載なし) |
| 記録フォーマット等のテンプレート機能 | ? | 不明(HPに記載なし) |
| サポート体制 | ? | 不明(HPに記載なし) |
| その他機能(1on1に関係するもの) | ・Slackとの連携 |
Pulseの料金・無料トライアルの有無
| 公式サイト | https://www.wantedly.com/about/engagement/pulse |
| 運営会社 | ウォンテッドリー株式会社 |
| 料金 | 要問い合わせ |
| 無料トライアル | 不明(HPに記載なし) |
WAKUAS – 株式会社アジャイルHR

WAKUASは、株式会社アジャイルHRが提供する柔軟かつスピード感をもった組織運営と人材育成をサポートするツールです。
主な機能には、目標管理(OKR)、1on1ミーティング支援、フィードバック管理、スキル評価などがあります。1on1機能に関しては、面談スケジューリング、目標設定、フィードバックの記録が可能です。
短期的な目標設定と高頻度のフィードバックを基にした1on1ミーティングを行える点が特徴的であり、これによりメンバーの迅速な成長と適応をサポートします。
WAKUASの機能
| 機能カテゴリ | 評価 | 機能詳細 |
| 1on1と他の機能の連携 | △ | ・1on1機能とOKR機能の連携・人事評価機能なし |
| 形骸化防止機能 | ? | 不明(HPに記載なし) |
| 記録フォーマット等のテンプレート機能 | ? | 不明(HPに記載なし) |
| サポート体制 | ? | 不明(HPに記載なし) |
| その他機能(1on1に関係するもの) | ・OKR機能 |
WAKUASの料金・無料トライアルの有無
| 公式サイト | https://wakuas.com/ |
| 運営会社 | 株式会社アジャイルHR |
| 料金 | 要問い合わせ |
| 無料トライアル | 不明(HPに記載なし) |
INSIDES – 株式会社リクルートマネジメントソリューションズ

INSIDESは、株式会社リクルートマネジメントソリューションズが提供する組織診断と人材育成に強みを持つツールです。
主な機能には、従業員に対する心理アンケート、1on1ミーティング支援、目標管理、タレントマネジメントなどがあります。
1on1ミーティングに関しては、面談設定、議題管理、フィードバック記録が可能であり、組織診断結果と連携した1on1ミーティングを行える点が特徴です。これにより、組織の課題と個人の成長を結びつけた効果的な面談が可能になります。
INSIDESの機能
| 機能カテゴリ | 評価 | 機能詳細 |
| 1on1と他の機能の連携 | ? | 不明(HPに記載なし) |
| 形骸化防止機能 | ○ | ・適性検査等の結果をもとに1on1のアジェンダをレコメンド・1on1のログは閲覧権限によって制限可能(組織全てを閲覧できるかは不明) |
| 記録フォーマット等のテンプレート機能 | ? | 不明(HPに記載なし) |
| サポート体制 | ◎ | ・コンサルタントによる伴走支援・オンライン操作説明・チャットサポート |
| その他機能(1on1に関係するもの) | ・適性検査機能 |
INSIDESの料金・無料トライアルの有無
| 公式サイト | https://www.ms.recruit-insides.net/ |
| 運営会社 | 株式会社リクルートマネジメントソリューションズ |
| 料金 | 600円/人(501名以降は300円/人) |
| 無料トライアル | あり |
MotifyHR – 株式会社アックスコンサルティング

MotifyHRは、株式会社アックスコンサルティングが提供する人材育成とエンゲージメント強化に焦点を当てたツールです。
主な機能としてエンゲージメントサーベイや目標管理、1on1ミーティング支援などがあり、1on1機能としては、面談スケジュール管理、目標設定、フィードバック共有などの機能が備わっています。
具体的には、定期的なモチベーションサーベイの結果を分析し、個々の従業員の状態や課題を把握することで、ヒアリング重視で部下に寄り添った1on1の実施が可能になります。
MotifyHRの機能
| 機能カテゴリ | 評価 | 機能詳細 |
| 1on1と他の機能の連携 | ○ | ・1on1とOKR機能は連携・人事評価機能は不明 |
| 形骸化防止機能 | △ | ・1on1実施実績閲覧機能・その他機能は不明 |
| 記録フォーマット等のテンプレート機能 | ? | 不明(HPに記載なし) |
| サポート体制 | ? | 不明(HPに記載なし) |
| その他機能(1on1に関係するもの) | ・OKR機能 |
MotifyHRの料金・無料トライアルの有無
| 公式サイト | https://motifyhr.jp/ |
| 運営会社 | 株式会社アックスコンサルティング |
| 料金 | 要問い合わせ |
| 無料トライアル | 不明(HPに記載なし) |
カオナビ – 株式会社カオナビ

カオナビは、株式会社カオナビが提供する従業員を顔写真付きでデータ化して人材管理ができるマネジメントプラットフォームです。
主な機能には、人材データベース、評価管理、目標管理、1on1ミーティング支援などがあります。
1on1ミーティングのサポート機能としては、面談スケジュール管理、テンプレートの活用といった機能が利用できます。
カオナビの機能
| 機能カテゴリ | 評価 | 機能詳細 |
| 1on1と他の機能の連携 | ? | 不明(HPに記載なし) |
| 形骸化防止機能 | ? | 不明(HPに記載なし) |
| 記録フォーマット等のテンプレート機能 | ? | 不明(HPに記載なし) |
| サポート体制 | ◎ | ・専任サポート・マニュアル(書類/動画)・個別サポート |
| その他機能(1on1に関係するもの) |
カオナビの料金・無料トライアルの有無
| 公式サイト | https://www.kaonavi.jp/ |
| 運営会社 | 株式会社カオナビ |
| 料金 | 要問い合わせ |
| 無料トライアル | 不明(HPに記載なし) |
1on1ツールに関するよくある質問
この章では、1on1ツールに関して多数寄せられていた質問に回答していきます。
特に多かったのは以下の2つです。
- 1on1ツールとは何ですか?
- 1on1アプリ(ツール)で無料のものは?
それぞれ順番に回答していきます。
1on1ツールとは何ですか?
1on1ツールとは、目標達成のためのフィードバック・社員の心理的ケアなどを目的とした1on1ミーティングを効率よく、円滑に進める機能を搭載したツールのことです。
代表的な機能は、会話テーマの自動設定、やりとりの文字起こし・内容の要約などの工数削減機能や、目標設定・管理やその後の評価なども通貫して実施する機能など多岐にわたります。
また、1on1実施後のアンケートや、社員の性格・相性診断機能など心理的な側面からもサポート可能なものもあり、ツールによって導入メリットは様々です。
1on1アプリ(ツール)で無料のものは?
1on1ツールの中には、無料トライアルという形で期間限定で費用をかけずに使用できるものがあります。
無料トライアルを用意しているツールは以下の7つです。
導入を検討するうえで「まずは数日間お試しで使用してみたい」という方は、それぞれの料金や機能の詳細について解説している、下記の記事を参照ください。
まとめ
一口に1on1ツールといっても、ツールによって備わっている機能やカバーできる範囲は実に様々です。
それぞれに個性が光る機能やUIとなっておりツールの完成度やコストパフォーマンスで優劣をつけることは難しいため、会社やチームの目的に即してツールを選ぶことをおすすめします。
お役立ち情報
-
全170P超の目標マネジメントパーフェクトガイド近年増えている目標マネジメントへの不安を解消するあらゆる手法やマインドなど目標管理の全てが詰まっている資料になっています。
-
【170P超のマネージャー研修資料を大公開!】マネジメントと1on1って何ですか?「これさえ実践すれば間違いないという具体的なHOW」に焦点をあてて、マネジメントや1on1を実践できる内容となっています。
-
【全260スライド超】メンバーの成長・マネジメントを最適化させるプロが実践する1on1パーフェクトガイド組織開発・1on1 ・評価の設計運用で 100 社以上の企業に伴走してきた弊社の知見をもとに作成したガイド資料になります。





