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オンボーディングのツールおすすめ比較5選|新人育成を効率化するメリット・意味・事例

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オンボーディングは新入社員が組織に馴染むために欠かせない仕組みです。

従業員エンゲージメントの低さに悩まされる日本では、新入社員の定着率を上げるためオンボーディングへの注目が集まっています。

しかし、近年のリモートワークの浸透や働き方の多様化から、オンボーディングの進め方に悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

リモートワークでのオンボーディングでは、新入社員の状況を把握したり適切なフォローを入れることが一層難しくなっています。

そのため、リモートワーク下ではツールを上手に活用することで、新人育成を効率的かつ効果的に進めることができます。

本記事では、オンボーディングが注目されている背景・事例・効率化するためのおすすめツールについて解説します。

オンボーディングとは

オンボーディングとは、新しく組織に入ったメンバーが組織に適応し活躍できるようにサポートする仕組み、一連のプロセスのことです。

オンボーディングは、英単語の「on-board(飛行機や船に乗っている状態)」から派生した言葉で、もともとは乗組員や乗客がスムーズに船内環境に慣れるサポートをする仕組みのことを意味を指していました。

オンボーディングは一律で新人に行う研修・教育とは異なり、個々のキャリアやスキルにあわせたプログラムを行います。

個々に合わせて必要な研修や的確なフォローを行い、職場全体で新しいメンバーの受け入れ態勢を整えることで、チーム全体のパフォーマンス向上に繋げることができるでしょう。

オンボーディングの意味や設計についてより詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてみてください。

オンボーディングが注目される理由

日本では、労働人口の減少や採用競争の激しさから、人材定着に力を入れる企業が増加しました。

しかし、社員の定着化には多くの企業が頭を抱えているのが現状です。

時間と労力を割いて採用した人材がミスマッチから離職しないよう、オンボーディングが重視されるようになりました。

さらに最近では、コロナ禍でリモートワークが浸透したことからもオンボーディングがより注目されるようになりました。

なぜなら、リモートワークでは、対面のコミュニケーションをとる機会がないため、チームの雰囲気を知ったり、他部署の人と交流をとることが困難だからです。

リモートワークでも新入社員が早期に組織に馴染めるようにするためにも、オンボーディングの進め方を工夫する必要があるでしょう。

新入社員オンボーディングのメリットと意味

オンボーディングは業務内容の定着をメインとする一斉の研修とは異なります。

新入社員が組織に馴染むことを目的に設計されたオンボーディングでは、以下のようなメリットがあります。

  1. 新入社員の即戦力化
  2. 新入社員の離職防止
  3. 新入社員の研修コスト削減

本パートでは上記のオンボーディングのメリットや意味について詳しく解説します。

なお、新入社員の効果的な育成についてより詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてみてください。

1)新入社員の即戦力化

オンボーディングのメリット1つ目は、新入社員の即戦力化です。

オンボーディングにより、新入社員がチームの雰囲気を理解することで、スムーズなコミュニケーションが取れるようになるでしょう。

メンバーと円滑なやりとりができることによって、仕事の流れや進め方を早く理解できるようになり、新入社員が早期に活躍できるようになります。

2)新入社員の離職防止

オンボーディングのメリット2つ目は、新入社員の離職防止です。

新入社員がチームに馴染めるようになると、疑問点や不明点があった時にメンバーに尋ねやすくなります。

それにより仕事が円滑に進められるだけでなく、悩みがあった時にメンバーに頼れるようになるため、新入社員は組織での居心地が良くなるでしょう。

また、オンボーディングでは、他部署の上司や同僚とも繋がれるため、会社への帰属意識や愛着を向上させることができます。

つまり、オンボーディングを実践することは、従業員エンゲージメントを向上させることにも繋がります。

従業員エンゲージメントについてより詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

3)新入社員の研修コスト削減

オンボーディングのメリット3つ目は、新入社員の研修コスト削減です。

厚生労働省の発表の新規学卒就職者の離職状況(平成28年3月卒業者の状況)発表によると、新卒労働者の3年以内離職率は約30%という結果が出ています。

つまり、新卒採用者のうち、およそ3分の1が3年以内に退職するということです。

そして、短期間で離職した人材1人に対し費やすコストは100万円を越えるともいわれています。離職率が高くなるほど、大幅なコストを費やしてしまうことになります。

そのため、オンボーディングで人材の長期定着化を図ることで、採用や研修にかけるコストを削減できるでしょう。

オンボーディングの事例

オンボーディングを進めるにあたって、自分の組織に適した取り組みについて悩む方も多いのではないでしょうか。

本パートでは以下の企業のオンボーディングの事例を解説します。

  1. GMOペパボ株式会社
  2. 株式会社アカツキ
  3. PwCコンサルティング合同会社

他社のオンボーディングを参考にし、自社に適した取り組みを見つけましょう。

1)GMOペパボ株式会社

オンボーディング事例の1つ目は、GMOペパボ株式会社です。

GMOペパボ株式会社では、新入社員を歓迎する文化があり、既存のメンバーが積極的に新入社員を支援します。

具体的には、「ペパボカクテル」や「ペパボテックフライデー」「ランチワゴン」といった一見変わった名前のオンボーディングプログラムを実施しています。

「ランチワゴン」は、毎週火曜日と木曜日に中途パートナーがさまざまな事業部のエンジニアとランチに行く制度です。

シャッフルでメンバーと交流することで、社内で気軽に相談できる人間関係を構築できるでしょう。

2)株式会社アカツキ

オンボーディング事例の2つ目は、株式会社アカツキです。

株式会社アカツキでは、新入社員に対して自社の文化を浸透させることを重要視しています。

具体的には、新入社員が組織に適応して、仕事で十分な価値発揮できるように90日間のプロセスデザインを設計しています。

新入社員が確実に組織に馴染めるように、1on1や人事担当によるヒアリングなどを手厚く行い、1人1人のオンボードを手厚くフォローします。

さらに、推薦図書やアカツキの考え方・理念を軸に、体験や思考を分かち合う機会を週に1回開催しています。

5週にわたって継続的に取り組むことで組織の考え方や文化の定着を目指します

2)PwCコンサルティング合同会社

オンボーディング事例の3つ目は、PwCコンサルティング合同会社です。

PwCコンサルティング合同会社では、リモートワークが導入されたことから、リモートオンボーディングを強化しました。

具体的には、「Voice of New Joiner」というサーベイから、「個人の課題」にフォーカスした仕組みを構築しています。

新入社員1人1人の課題を把握し、結果に応じて、オンボーディングチームから個別にコミュニケーションをとるなど、一律ではなく個々に着目したフォローを行っています。

6ヶ月後には既存メンバーのように自走できる社員になってもらうようにオンボーディングを進めています。

オンボーディングのツールおすすめ比較5選

オンボーディングを効率的かつ効果的に行うためには自社に適したツールを用いると良いでしょう。

特に、リモートワークなどを取り入れオンボーディングの進め方に悩んでいる方は参考にしてみてください。

オンボーディングにおすすめのツールは以下の通りです。

  1. Co:TEAM
  2. Kahoot!
  3. Asana
  4. Trello
  5. MotifyHR

本パートでは、上記のツールについて詳しく解説します。

1)【日報・タスク管理・目標管理】Co:TEAM

オンボーディングにおすすめのツール1つ目は、Co:TEAMです。

Co:TEAMは、株式会社O:(オー)によって運営されている「日報・タスク管理・目標管理」の3つの機能を1つにまとめたツールです。

Co:TEAMの特徴

Co:TEAMの特徴や導入することによるメリットは以下の通りです。

  • モチベーションや体調といった社員の定性情報から、業務の進捗状況まで可視化される
  • チームメンバーが新入社員をフォローしやすくなる
  • 目標に紐づけながら、優先して取り組むべき業務を明確にできるため、ネクストアクションが明確になる

Co:TEAMが向いている方

Co:TEAMを導入することで、目標や日報での訂正情報と紐づけながらタスクを管理できます。

そのため、チームメンバーへのマネジメントを最適化して生産性を向上させたい方におすすめです。

料金 

Co:TEAMは1ユーザーあたり月額980円から使用可能です。

Co:TEAMの機能の一つである日報の意義について知りたい方は下記の記事を参考にしてみてください。

2)【クイズ作成】Kahoot!

オンボーディングにおすすめのツール1つ目は、Kahoot!です。

Kahoot!は、Kahoot!により運営されている、楽しく学べるクイズツールのことです。facebook社にも愛用されています。

Kahoot!の特徴

Kahoot!の特徴や導入することによるメリットは以下の通りです。

  • ゲーム感覚で楽しみながら知識を身につけることができる
  • クイズツールで皆が楽しめることで、組織内の雰囲気づくりに繋がる
  • クイズ結果が細かくデータ化されるため、新入社員の知識定着を数字として残せる

Kahoot!が向いている方

Kahoot!を導入することで、チームの雰囲気づくりを促進しながら知識の定着を図ることができます。

そのため、組織の雰囲気を改善したい方や新入社員の知識定着を数字として残したい方におすすめです。

料金

Kahoot! Plus月額9.95ドル
Kahoot! Pro(社外向け機能付き)月額19.95ドル
Kahoot! Enterprise(大企業向け)お問い合わせ

3)【進捗管理】Asana

オンボーディングにおすすめのツール3つ目は、Asanaです。

Asanaは、Asana Japan 株式会社によって運営されている、チームでタスクや進捗状況の管理を行うためのツールです。

Asanaの特徴

Asanaの特徴や導入することによるメリットは以下の通りです。

  • 個人のタスクを共有すると、チームメンバー内でタスクの進捗状況が共有される
  • プロジェクトの全体像が可視化される

Asanaが向いている方

Asanaを導入することで、新入社員も含めチームメンバー全体がプロジェクトの全体像を可視化できるようになります。

そのため、新入社員に業務の全体像を早く掴んで欲しい方や、チームで仕事に取り組む意識を高めたい方におすすめです。

Asanaの料金

Basicプラン無料
Premiunプラン1ユーザーあたり月額1,200円(年間契約の場合)
1ユーザーあたり月学1,400円(月間契約の場合)
Businessプラン1ユーザーあたり月額2,700円(年間契約の場合)
1ユーザーあたり月額3,000円(月間契約の場合)
Enterpriseお問い合わせ

4)【タスク管理】Trello

オンボーディングにおすすめのツール4つ目は、Trelloです。

Trelloはアトラシアン株式会社によって運営されている、プロジェクト単位でのタスク管理ツールです。

Trelloの特徴

Trelloの特徴や導入することによるメリットは以下の通りです。

  • チームで一つのボードを共有し、タスクのカードを進捗状態に応じて移動させる
  • シンプルなため、新入社員でも使いやすい
  • 複数人のタスクと進捗を一元管理できる

Trelloが向いている方

Trelloは、プロジェクト単位でのタスクをわかりやすく管理することができます。

そのため、タスクの締め切りや納期の漏れがないように徹底したい方や、プロジェクト単位での仕事を進めている方におすすめです。

料金

Free(個人向け)無料
Business Class(100名まで)1ユーザーあたり月額9.99ドル
Enterprise(大企業向け)1ユーザーあたり月額20.83ドル

5)【エンゲージメント管理】MotifyHR

オンボーディングにおすすめのツール5つ目は、MotifyHRです。

MotifyHRは、株式会社アックスコンサルティングに運営されているエンゲージメントや生産性の向上を目指すツールです。

MotifyHRの特徴

MotifyHRの特徴や導入することによるメリットは以下の通りです。

  • オンボーディングのサポート機能や1on1、OKR、エンゲージメントサーベイに対応した機能も持つ
  • 会社からのタスクやコンテンツが適切なタイミングで届けられたり、オンボーディングのコンテンツが自動配信される
  • 管理者は数値化した状況を一元管理できる

MotifyHRが向いている方

MotifyHRを導入することで、オンボーディングだけでなくエンゲージメントを向上させるための仕組みを強化できます。

そのため新入社員のフォローを手厚く行いたい方やエンゲージメントを向上させたい方におすすめです。

料金

初期費用30,0000円〜
スタンダードプラン
(5つの基本機能)
1ユーザーあたり月額400円
エンゲージメントプラン
(スタンダード + エンゲージメント機能)
(スタンダードプランに加え)
1ユーザーあたり月額 +400円
オンボーディングプラン
(スタンダード + オンボーディング機能)
(スタンダードプランに加え)
1ユーザーあたり月額 +400円
OKR・1on1プラン
(スタンダード + OKR・1on1機能)
(スタンダードプランに加え)
1ユーザーあたり月額 +400円
プレミアムプラン
(全ての機能)
1ユーザーあたり月額1000円

MotifyHRの機能の1つである1on1について詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてみてください。

まとめ

オンボーディングは、新入社員に組織に早く馴染んで活躍してもらうためにも欠かせない取り組みです。

オンボーディングを上手く活用できれば、組織内でのエンゲージメント向上にも繋がります。

リモートワークの浸透や働き方の多様化から、オンボーディングの進め方に悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

本記事でのオンボーディング事例やツールを参考に、ぜひ自社に適した取り組みを始めてみましょう。

Co:TEAMの紹介

オンボーディングツールの1つとして取り上げたCo:TEAMについて紹介します。

Co:TEAMは「日報・タスク管理・目標管理」の3つの機能を一つにまとめたマネジメント支援ツールです。

新入社員のためのオンボーディングに限らず、生産性の高いチームを作るためのツールとして活用できるでしょう。

「新入社員も含め、生産性の高いチーム作りを実現したい」
「チームとして目標達成するための最適なマネジメントを知りたい」

上記のような悩みはCo:TEAMで解決することができるでしょう。

Co:TEAMについてより詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。