【無料比較表付き】タレントマネジメントツール/システムおすすめ16選比較|人材育成/管理/配置に適したツール紹介

タレントマネジメントの目的・機能・LMSとの違い

タレントマネジメントは、個人の「才能・素質」を管理し、発掘したり活かすための施策のことを指しています。

人材育成と誤解されがちですがタレントマネジメントの機能は多岐にわたっており、人材育成はタレントマネジメントの一部です。

ここでは、タレントマネジメントの目的や役割について詳しく解説します。

タレントマネジメントの目的

目標達成のための戦略と最適化

タレントマネジメントの目的1つ目は、目標達成のための戦略と最適化です。

組織目標に基づいてチームや個々の目標設定を行うため、組織目標達成に向けて最適な数値を定めることができます。

また、個々に合わせた目標管理やフィードバックを行い、その結果を適切に評価することで一人一人の作業効率を向上させることができます。

個々のスキルが向上し作業効率が上がることで、結果として組織の目標達成に近づくことができます。

次期リーダー発掘のための人材育成・管理

タレントマネジメントの目的2つ目は、次期リーダー発掘のための人材育成・管理です。

タレントマネジメントで個人にフォーカスした人材育成を行うことで、優秀な人材を育てることができます。

従業員の成長をサポートするには、エンゲージメント管理やメンタルヘルスケアにより、一人ひとりがモチベーション高く仕事に取り組む状態を作ることが重要です。

さらに、1on1を行うことで、上司と部下の間で長期的なキャリアイメージを共有し、今の仕事で「どのようなスキルが身につくのか」「そのスキルを今後どのように活用していけるのか」を明確にしておく必要があります。

最適な人材戦略

タレントマネジメントの目的3つ目は、最適な人材戦略です。

人材配置・人材採用・人材育成を最適化することで、目標達成を可能にする人材戦略を実現することができます。

個人の強みやスキルを把握することで、その強みが最大限発揮される人材配置を検討することができます。

さらに、その人材配置をもとに組織として不足する要素が明らかとなるため、次に採用するべき人材の特徴を洗い出せるようになります。

対象を絞った戦略的な採用を行うことで、採用コストが削減されるだけでなく、長期にわたって活躍する優秀な人材を確保することができるでしょう。

タレントマネジメントの機能

タレントマネジメントでは、人材育成はもちろん、人材の管理や適切な配置を通して個人のもつスキルを最大限引き出し、経営目標の達成につなげることが目的です。

そのため、タレントマネジメントにおける機能は多岐にわたっています。タレントマネジメントにおける代表的な機能は以下の通りです。

• 人材の採用・配置
• 人材育成
• 目標管理
• モチベーション管理

これらの機能を通して、従業員が自分のもつ能力を最もモチベーション高く発揮できる環境づくりを行うことが理想といえるでしょう。

LMSとタレントマネジメントの違い

LMSとは、学習管理システムのことでありLearning Management Systemの頭文字からきています。

オンラインの普及により、企業でもオンライン教育が広まりを見せたことから、eラーニングに必要な学習教材の配信や成績などを統合して管理するシステムとして必要とされるようになりました。

つまり、LMSとは研修や社内教育を管理する人材育成のためのシステムのことです。

人材育成はタレントマネジメントが担う一つの機能であることから、LMSはタレントマネジメントがもつ機能の1つとして考えられるでしょう。

タレントマネジメントが注目される背景・ツール導入のメリット・ツール一覧表

タレントマネジメントツールが注目される背景

タレントマネジメントの重要性は近年高まりを見せています。ここでは、タレントマネジメントが注目される背景について詳しく解説します。

価値観の多様化

タレントマネジメントが注目される背景の1つ目は、働き方の多様化です。

新型コロナウイルスの影響により、リモートワークを取り入れる企業が増加しています。例えば、NTTグループは、転勤や単身赴任を廃止し、社員32万人を対象にリモートワークを基本とすることを発表しました。（参考：https://news.yahoo.co.jp/articles/78d8c239e18203f9c96393bc6c855b36417dae40）

リモートワークが増加したことにより、家族やプライベートを重視する傾向が強まりを見せています。働き方改革も相まって「プライベートを大切にした働き方の選択」は今後さらに広まっていくでしょう。

このような働き方の多様化により、従来の画一的な人事管理システムでは一人ひとりの能力を把握しきれなくなっています。

環境の変化に合わせて人材育成をしていく必要があることから、タレントマネジメントの重要性が高まっています。

経営戦略の変化

タレントマネジメントが注目される背景の2つ目は、経営戦略の変化です。

社会や市場の流れは目まぐるしく変化しています。近年では、新型コロナウイルスの影響により、多くの企業が経営方針を見直すこととなりました。

変化が激しい時代においては、それに対応していくためスピーディーに対応できる人材の体制をつくる必要があります。

タレントマネジメントで人材育成をすることで優秀な人材をつくり、人材を適材適所に配置し最適化することで、変化に強い組織づくりを実現できます。

時代の変化を柔軟に捉え、人材育成を進めていくためにもタレントマネジメントで一人ひとりの強みやスキルを管理していくことが必要になっています。

労働市場の変化

タレントマネジメントが注目される背景の2つ目は、労働市場の変化です。

2030年には日本の総人口が約1億1,900万人に減少し、1/3が高齢者となることが予測されています。

現在すでに医療や介護、観光、IT業界の人手不足や、航空業界のパイロット不足などが深刻化しており、 今後はサービス業も大きな不足が考えられます。

予測労働人口の減少により大量採用や終身雇用が困難になっています。

そのため、タレントマネジメントで優秀な人材の流出を防ぐだけでなく、新たに優秀な人材を育成していく必要があります。

タレントマネジメントツール導入のメリット

タレントマネジメントは、ツールを導入して行うことで、より効果的に実施することができます。ここでは、タレントマネジメントツールの導入メリットについて解説します。

計画的な人材育成

ツールにより、従業員の目標やキャリアプランを明確にすることで、計画的にリーダー層になり得る人材育成を行うことができます。

ツールで管理することで、従業員のこれまでの仕事にまつわるデータやスキルを蓄積することができます。上司や同僚から見れるようにすることで、今後の成長のために必要なことを客観的にアドバイスしてもらうことができるでしょう。

本人も自分自身を省みながら、計画的にキャリアアップに向けて励むことができるでしょう。

評価における納得感の向上

ツールの導入により上司は、部下の目標達成の過程や結果を見て評価できるようになります。

さらに、従業員にとっては定期的なフィードバックをもらうことで、上司がどのような観点で従業員を評価しているのかわかるようになります。

 評価のポイントが共有され、定期的にフィードバックをもらうことで、評価における納得感を向上させることができるでしょう。

納得感の高い評価制度を運用するコツについてより詳しく知りたい方は下記をご覧ください。

社員のモチベーションを維持・向上

ツールの導入により、従業員のモチベーションを維持・向上させることができます。

 タレントマネジメントにより、従業員満足度・評価・成果・モチベーションや体調などを記録し管理することで、モチベーションが低下しているであろう社員を発見することができます。

モチベーションが低下しているだろう社員がわかることで、、1on1などを設定して社員の悩みを解消するために働きかけることができるでしょう。

さらに、タレントマネジメントで従業員同士のコミュニケーションを促進させ、互いに賞賛する文化をつくることで社員のモチベーション向上につなげることができるでしょう。

タレントマネジメントツール一覧表

タレントマネジメントツールの選び方

自社の人事課題と機能の整合性

タレントマネジメントツールを選ぶときに大切なポイント１つ目は目的に沿った機能が備わっているかです。

タレントマネジメントでは、個人のスキルや能力を最大限発揮できる環境づくりのため多岐にわたる機能を備えています。

主な機能は以下の通りです。

ツールでは、上記の画像で挙げた機能全般を兼ね揃えているものもあれば、何かの機能に特化しているツールもあります。

まずは、自社が特に力を入れるべきポイントを明らかにすることが重要です。

情報がわかりやすく整理されているか

タレントマネジメントルールを選ぶときに大切なポイント2つ目は情報がわかりやすく整理されているかです。

タレントマネジメントでは従業員一人一人のスキルや目標を管理していきます。そのため、個々の情報が分散してしまい情報がわかりやすく記録されていないと、せっかくの情報を活用していくことができません。

そのため、ツールが個人情報をどのように管理しているかや、社内の誰から見てもわかりやすくなっているかを確認することが非常に重要です。

情報の公開範囲の柔軟性

タレントマネジメントツールを選ぶときに大切なポイント3つ目は情報の公開範囲の柔軟性です。

タレントマネジメントでは、個人の目標やスキル、評価や結果、さらにはモチベーションなど様々な情報が集約されます。

そのため、どこまでの情報を誰までに公開するのか、本人の成長にとって最も適切な手段を考えて公開範囲を定めることが大切です。

例えば、周囲からの評価を共有することで、従業員の競争心ややる気を向上させる可能性もありますが、人によっては他人と比べて落ち込みさらにモチベーションが低下してしまう可能性もあるでしょう。

個人的な情報の取り扱いになるからこそ、その公開範囲を適切に定めるために柔軟に設定できるかどうかは非常に重要となります。

タレントマネジメントツールおすすめ比較16選

おすすめのタレントマネジメントツールを以下のカテゴライズ別に詳しく解説します。

• 人材情報管理特化型ツール
• 人材育成特化型ツール
• 目標管理・評価特化型ツール
• エゲージメント向上特化型ツール

人材情報管理特化型ツール|人材データを一元管理し採用や配置にも活用

まず、人材情報管理に特化したツールについて紹介します。人材情報を豊富かつわかりやすく管理しているツールは以下の4つです。

• カオナビ
• HRBrain
• SmartCompany
• タレントパレット

カオナビ

カオナビは、社員一人ひとりの個性や才能を発掘させることを目的としたタレントマネジメントシステムです。

運営会社	株式会社カオナビ
価格	要問い合わせ
管理している人材情報	顔写真・スキル・実績・性格・モチベーション・SPI
+αの機能	360度評価・コンディション管理・配置バランス図
情報公開範囲の設定	可能

顔ナビでは、さまざまな社員の情報をわかりやすく一元管理しています。人材データベースとして社員の個性やスキルを一元管理することにより、適切なマネジメントや人員配置を実現します。

情報を整理し、活用するために以下の工夫がされています。

• 評価や資格など、人材情報にある項目から絞り込むことが可能
• 理想の組織図シミュレーションし、保存可能
• 「条件｣と｢条件｣の組み合わせから適性社員を導き出せる

HRBrain

HRBrainは、人事評価から人材データ活用・タレントマネジメントまであらゆる人事データを簡単に一元管理できるクラウドサービスです。

運営会社	株式会社HRBrain
価格	月額69,800円〜
管理している人材情報	プロフィール・顔写真・資格やスキル キャリアプラン・コンディション推移
+αの機能	1on1支援・評価
情報公開範囲の設定	項目ごとに設定可能

HR Brainは、蓄積したデータを可視化・分析することにより企業に内包する人事の課題を戦略的に解決することが可能です。

その他にも、人材データを効果的に活用するために以下の特徴があります。

• アンケート実施によりポテンシャル人材や組織課題を可視化
• 納得感向上のため、ブラックボックス化しがちな人事評価プロセスを可視化
• 優秀マネージャーの傾向を特定し、人材育成の方向性を明確化

SmartCompany

SmartCompanyは、人材情報の見える化、人材配置、人材育成、目標管理、人事評価など人材戦略に役立てるクラウド人事システムです。

人材戦略をより効果的かつ効率的にするために、人材情報の管理を行えるようになっています。

運営会社	スマカン株式会社
価格	要問い合わせ ・シルバープラン ・ゴールドプラン ・プラチナプラン
管理している人材情報	従業員プロフィール・顔写真・スキル 入社/採用情報・スキルや資格管理
+αの機能	入社手続きや雇用契約・従業員サーベイ
情報公開範囲の設定	可能

人材情報を整理し、経営目標達成のための人材戦略に活用するために以下の工夫がされています。

• 自由な条件で人材のグルーピング可能
• 異動シミュレーション機能で理想図を可視化
• 自由な設問項目を設置可能

タレントパレット

タレントパレットは、「あらゆる人材データを一元化・分析し、組織の力を最大化するタレントマネジメントシステム」です。

人事業務を効率化させるだけでなく、収集した人材データを分析・活用することにより、科学的に効果的な人事戦略を実現します。

運営会社	株式会社プラスアルファ・コンサルティング
価格	要問い合わせ
管理している人材情報	従業員プロフィール・顔写真・スキル・自己申告書 定性的情報・定量的情報・キャリア分析 eラーニング・研修管理・健康管理ストレスチェック
+αの機能	採用管理・無償の適性検査（TPI） TPOD(組織診断)・評価
情報公開範囲の設定	可能

従業員一人ひとりのスキルが最大限発揮される環境をつくるため、タレントパレットでは以下の特徴があります。

• 社員の成長をモニタリングし、急成長をしている社員や停滞している社員がわかることで適切な育成が実現
• 昇給、昇格シミュレーションにより、異動で起こる人件費を見える化
• MBOや360度評価など自社の評価制度に合わせた柔軟な設定が可能

人材育成特化型ツール|LMSで個々のスキルや能力向

次に、人材育成に特化したツールについて紹介します。LMSでオンライン研修や社内教育を管理することで、従業員の知識獲得やスキル向上に貢献します。

LMSにおすすめのツールは以下の４つです。

• AirCourse
• playse.eラーニング
• CAREERSHIP
• Smart Bording

AirCourse

AirCourseは、人材育成の悩みを解決する社員教育クラウドです。

スマートフォン、PC、タブレットといったさまざまなデバイスから受講できるため、店舗や他拠点、テレワークのスタッフ教育に活用することができます。

また、簡単なテストを作成し実施することができるため、インプットだけでなくアウトプットとして従業員の知識を高めることができるでしょう。

運営会社	KIYOラーニング株式会社
価格	初期費用：無料 フリー：0円/ユーザー ベーシック：月額360円／ユーザー コンテンツプラス：月額600円／ユーザー
特徴	・豊富な動画研修が受け放題 ・自社のオリジナル研修動画も簡単に製作可能 ・階層ごとに適した教育内容の充実
教育管理機能	・管理レポート機能 ・研修管理機能（出欠管理、受講履歴、実施履歴）
対応デバイス	スマートフォン・PC・タブレット

playse.eラーニング

playse.eラーニングは研修からオンボーディングまでを実施できるクラウドプラットフォームです。

3,000 の豊富なレッスンに、自社のコンテンツを組み合わせることで「新人向け研修パック」や「営業向け研修パック」といったオリジナルのコンテンツを作成することができます。

そのため、より一人ひとりに適切な教育を実施し、成長までの道のりをサポートすることが可能です。

運営会社	株式会社manebi
価格	初期費用：100,000円 月間利用者30人まで：15,000円/月 月間利用者31～500人：500円/月/人 月間利用者501～1,000人：400円/月/人 月間利用者1,001人以上：300円/月/人
特徴	・3,000のレッスンが見放題 ・自社コンテンツとの組み合わせも自由に可能 ・学習者にとってわかりやすい学習フローの表示 ・入社後３ヶ月のオンボーディング支援の実施
教育管理機能	・誰が、どの教材を、どこまで受講したかをレポートで把握 ・支店やチームごとの管理が可能
対応デバイス	PC・スマートフォン・タブレット

CAREERSHIP

CAREERSHIPはLMSをはじめとし、人材育成にまつわる情報を一元管理できる学習管理システムです。

研修だけでなく、学習機能で得た情報をもとに従業員一人ひとりの弱みや強みを可視化することができます。それによって、個々が身につけるべきスキルが明らかとなります。

また、研修前後のアンケートの実施や、研修後に感想をシェアできるSNS機能などにより、受身の姿勢で受講するだけでなく参加型の研修にすることが可能です。

運営会社	株式会社ライトワークス
価格	要問い合わせ
特徴	・「キャリアマップ機能」により従業員一人ひとりのキャリアや学習履歴を可視化 ・職種別、職能別など様々な視点で学習すべきスキルを体系化 ・研修後のディスカッションやノウハウの共有等を行える社内SNSを搭載
教育管理機能	・受講者ごと、教材ごとの受講状況管理 ・部署・プロジェクト・グループ単位での進捗管理 ・研修、スキル管理 ・アンケートやレポート配信
対応デバイス	PC・スマートフォン・タブレット

Smart Bording

Smart Bordingは、インプットだけでなくアウトプットに焦点を当てた参加型の学習管理システムです。

学習者が学びを実践的に活用できることを大切にしており、動画配信だけでなく、ディスカッション形式の講座やトレーナーによる少人数の講座を実施しています。

運営会社	株式会社FCEトレーニング・カンパニー
価格	初期費用：要問い合わせ 基本料金：1IDあたり980円/月 ※契約は30ID以上より可能
特徴	・ディスカッション形式の参加型トレーニングあり ・掲載されている動画に加え、自社の研修動画をミックス可能 ・専用トレーナーによる少人数参加型講座あり
教育管理機能	・メンバーやチームごとに学習結果や進捗管理
対応デバイス	要問い合わせ

目標管理特化型ツール|目標達成による成長・モチベーションの向上をサポート

次に、目標管理・評価に特化したツールを紹介します。

目標達成による成長の道のりを適切に支援し、個々のスキルや成果に応じて適切に評価することで、従業員のモチベーションを向上させることができるでしょう。

目標管理・評価におすすめのツールは以下の通りです。

• Co:TEAM（コチーム)
• Goalous
• Resily
• Wistant

Co:TEAM（コチーム)

Co:TEAMは、株式会社O:（オー）に運営されている国内唯一のマネジメントプラットフォームです。

目標の進捗状況が可視化され、達成ごとにチーム内外から賞賛とフィードバックを受け取る仕組みができているため、モチベーションを保ちながら目標達成を実現することができます。

料金は、初期費・月額費用ともに要問い合わせとなっています。
14日間の無料トライアルで実際の用途を確認することもできます。

Co:TEAM（コチーム）は、1on1の実施、上司や同僚からのフィードバック収集（360度評価）で作業の効率化や改善を図り、目標達成を管理するサービスです。

OKR・MBOにおける目標管理、1on1ミーティングの実施、上司や同僚からのフィードバックコメントの収集（360度評価）の効率化・改善ができます。

Co:TEAMでは、目標管理以外にも1on1やフィードバック機能が充実しているため、バラバラに管理されていた目標管理、1on1、人事評価を有機的に繋げられるようになります。

これにより、人事部門やマネージャーが膨大な工数を割いていた評価業務を効率化するともに、適正な評価を実現し、組織のエンゲージメントとパフォーマンスを向上させます。

Goalous

Goalousは、業務の見える化で組織エンゲージメントの向上を実現する目標管理ツールです。

目標管理だけでなく、社内SNSツールとしても活用ができるため、従業員同士のコミュニケーションを深めることができます。

リアルタイムで気軽なフィードバックを促進できるため、チームとしての連携が強まるでしょう。

運営会社	株式会社Colorkrew
価格	月額30,000円〜 ＋初期費用300,000円
目標管理機能	OKR
+αの機能	日報・社内コミュニケーション
セキュリティ	二要素認証・二段階認証・ISMS・通信暗号化

Resily

Resilyは、OKRの目標管理に特化して、社員がモチベーション高く働ける環境づくりを目指す目標管理ツールです。

目標管理では、組織全体の目標を俯瞰的に捉えることや、目標に対する自信度合いを可視化することができます。

シンプルでOKRの目標管理に特化したツールであるため、ツール導入の目的が目標管理にある場合におすすめのツールです。

運営会社	Resily株式会社
価格	要問い合わせ
目標管理機能	OKR
+αで使える機能	1on1
セキュリティ	ISMS

Wistant

Wistantは、ピープルマネジメント（メンバーの成功にコミットするマネジメント）の運営を支援するツールです。

目標管理から、マネージャーからのフィードバックまで一貫して管理し、成功までの道筋をサポートすることができます。

また、日常的に使えるコミュニケーションツールである「Slack・Teams・Chatwork」とも連携が可能なため、これらのツールをすでに導入している場合には、より効果的に取り入れることができるでしょう。

運営会社	RELATIONS株式会社
価格	OKR　MBO
目標管理機能	980円×人数 ＋初期費用
＋αで使える機能	1on1・マネジメントアドバイス
セキュリティ	通信の暗号化・機密性の高い情報の暗号化

エゲージメント向上特化型ツール|賞賛文化をつくり、やりがいの向上

次に、エンゲージメント向上に特化したツールを紹介します。

互いの良いところをフイードバックしたり、感謝を伝え合う賞賛制度をこうちくすることで、従業員のやりがいを向上させることができるでしょう。エンゲージメント向上にオススメのツールは以下の通りです。

• Co:TEAM（コチーム）
• THANKS GIFT
• Unipos
• RECOG

Co:TEAM（コチーム）

Co:TEAMは、株式会社O:（オー）に運営されている国内唯一のマネジメントプラットフォームです。

賞賛制度の構築や納得感のある評価の運用により、従業員のモチベーションを向上させます。

料金は、初期費用・月額ともに要問い合わせとなっています。
14日間の無料トライアルで試すことも可能です。

人材マネジメントという視点では、日々のマネジメントの促進や1on1ミーティングの効率化・称賛機能によってメンバーのエンゲージメント向上をサポートします。

日々のマネジメントにおいては、日報によりメンバーのその日の体調やモチベーションを把握し、当日取り組むタスクの難易度や工数を明らかにすることで、マネージャーの日々のマネジメントの工数を減少させます。

1on1ミーティングにおいては、ミーティングのスケジュール管理やアジェンダ提案により、スムーズかつ形骸化しない1on1の継続をサポートします。

称賛機能については、メンバー間のパブリックな称賛を用いることにより、称賛の風土を浸透させ、メンバーのエンゲージメントを向上させます。

THANKS GIFT

THANKS GIFTは、感謝の気持ちを広げて、コミュニケーションを活性化させるコミュニケーションプラットフォームです。

運営会社	株式会社スタメン
価格	要問い合わせ
エゲージメント向上機能	MVP表彰機能 ランキング機能 サンクスカード
+αの機能	チームワーク分析 離職可能性分析
連携しているアプリ	スマホ決済‐Paypay・Amazonギフト券 SDGs Action・incentive point

Unipos

Uniposは、Unipos株式会社によって運営されている賞賛に重きを置くことでピアボーナスでも活用されるエンゲージメントツールです。

運営会社
価格	Basic：基本機能＋利用状況の簡易データ閲覧 ※詳細な金額は要お問い合わせ インセンティブは原資が別途必要（最低利用料金：月額42,500円） Enterprise：Basic＋充実したアナリティクスデータ ＋高いセキュリティ ※詳細な金額は要お問い合わせ インセンティブは原資が別途必要 Enterprise Plus：Enterprise＋ / インセンティブに原資不要 ※詳細な金額は要お問い合わせ ※ポイント配当方法をインセンティブ、 カスタムリワード、SDGsから選択可能
エゲージメント向上機能	拍手機能 行動指針を浸透させるハッシュタグ機能 相互理解が深まるタイムライン
+αの機能	組織コンディション事前察知レポート
連携しているアプリ	Slack Microsoft Teams

RECOG

RECOGは、相互に褒めあう仕組みをつくるチームワークアプリケーションです。

賞賛文化を醸成することで従業員のエンゲージメント向上はもちろん、業務効率を改善することもできます。

運営会社	株式会社シンクスマイル
価格	要問い合わせ
エゲージメント向上機能	サンクスカード（レター）を贈れる レターへのリアクションや拍手がシェアされる ランキングやイベント機能 ゲーム感覚でポイントが貯まる
+αの機能	チャット機能 メンバーページ（活躍や強みの可視化） チームページ（チームや部署の動きを可視化）
連携しているアプリ	Slack・Chatwork・SmartHR・incentive point

まとめ

タレントマネジメントは、適切な人材戦略で目標達成を実現するために欠かせません。

タレントマネジメントの機能は多岐にわたるため、自社の強みと弱みと理解した上で、最も効果的なツール選びを行いましょう。