人材育成コンサルタントについて徹底解説!

1561
人材育成コンサルタントについて徹底解説!

人材育成は企業が長く生き残るための生命線といっても過言ではありません。ですが、企業内部ではリソースを割く時間があまりなく、疎かになっている場合があります。企業をより良くするためには採用業務や研修、評価制度などの対応も充実させることが大切ですよね。

人材育成コンサルタントを導入し、企業の成長を促進させましょう。

人材育成コンサルタントとは?

人材育成コンサルタントとは、人事コンサルタントの一種です。
ここでは人材育成コンサルタントと、その他二種類の人事コンサルタントについて説明していきます。

人材育成コンサルタント

人材育成コンサルタントは、企業が成功するために人材育成に関する全業務のサポートを行います。
人材育成の環境づくりから企業全体のパフォーマンスや組織力を向上させ、人材育成に関する課題解決を目指すのです。

また、人材育成コンサルタントは、現場での指導は少なく、企業全体の課題に着手します。時には採用から任される場合もあります。

人事制度コンサルタント

人事制度コンサルタントとは、企業の人事制度に関する課題を解決するためのコンサルティングサービスになります。
人事制度に関する解決を行い、さらに経営戦略の実現や企業理念の浸透等も図ります。

人事制度コンサルタントは、人事制度の構築・運用に特化しているのです。

採用コンサルタント

採用コンサルタントとは、一般的に人材採用に関するコンサルティングサービスを担います。企業の人事や採用担当に対して、技術や知識の提供や最適な戦略や方法の提供、業務の一部サポートなどを行なっています。

人材育成コンサルタントを活用するメリット

人材育成コンサルタントを活用することで、人材育成に関する知識やノウハウを導入できます。
この見出しでは、人材育成コンサルタントのメリットを説明していきます。

課題や現在の状況を可視化できる

社内の課題解決には、情報の洗い出しや整理が必要になります。

他にも情報を可視化し、共有することが大切ですが、社内だけでは見つけられる課題や情報に限界があるでしょう。人材育成コンサルタントを活用することで、社内の業務コストを大幅に削減できます。
コンサルタントは実績も豊富なので、社内にある課題を多く可視化してくれます。

人材のスキルアップ

人材育成コンサルタントは現状分析を行い、施策を立ててくれます。今までには考えられなかったノウハウやスキルを身につけることができ、新たな考えや視点でデータ収集も可能になるのです。

人材育成への負担が減らせる

人材育成の業務はマニュアルの作成やOJTなど、社内の中でも業務量が膨大です。社員は通常業務を行いつつ、人材育成を行うので負担の量が計り知れません。人材育成コンサルタントを活用し、人材育成の業務を代行することで、社員の業務を大幅に減少させることができます。

人材育成コンサルタントを活用するデメリット

人材育成コンサルタントを導入し、活用する上で気をつけなければいけないことがあります。
この見出しでは、人材育成コンサルタントのデメリットについて説明していきます。

費用が高い

人材育成コンサルタントの費用は、以下の三つに分かれます。

  • 成果報酬型:アポイント獲得や契約受注など、目に見える成果が発生して初めて報酬が発生
  • 定額制:一定期間(年、月、日など)あたり一定価格でいくらでもサービスを供用する課金
  • 時間制:時間に応じて報酬が発生

専門的な分野のためコストがやや高く、場合によっては追加料金もかかってしまいます。コストや質を確かめながら、自社に合ったサービスを選択しましょう。

課題が100%解決できるわけではない

コンサルタントに依頼したからと言って、必ずしも課題が解決できるわけではありません。
課題が明確でなければ、解決することは難しいです。
そのため課題が解決できるように、まずは社内でしっかり課題を明確にしましょう。

おすすめの人材育成コンサルタント会社6選

人材育成コンサルタントに特化した会社を6社まとめました。
自社の課題に合った会社に依頼し、課題を解決しましょう。

1. 株式会社O:(オー)

株式会社O:(オー)

株式会社O:(オー)は「従業員一人一人の目標達成力を高める」パフォーマンスマネジメント支援サービス「Co:TEAM」を提供している会社です。オーではツールの提供と人事に関する幅広いコンサルティングを中小企業向けに行っています。

オーのパフォーマンスマネジメント支援ではマネージャーからの1on1やフィードバックの質向上に力を入れるため、従業員のパフォーマンスが飛躍的に上がります。

実際にオーの支援実績としては以下のようになっています。

  • 売上2.5倍増
  • 離職率30%減
  • エンゲージメントスコア11%増

また、コンサルティングだけでなく、ツールとコンサルティングを組み合わせた支援も可能であるため、現場に寄り添って、サポートを行っていることが特徴です。コンサルのメニューは下記5つから選択できます。

内容

  • MVV策定ワークショップ
  • 1on1研修
  • 目標管理
  • 評価者研修
  • マネジメント研修

実施方法

オンライン・対面

料金

お問い合わせ下さい。

2.アチーブメントHRソリューションズ株式会社

アチーブメントHRソリューションズ株式会社

アチーブメントHRソリューションズ株式会社は、「経営理念の実現」と「社員の自己実現」がイコールとなり、社員が理念実現に向けて内発的に動機づけられている組織状態を目指して、組織開発コンサルティングを提供しています。

学びたくなる環境づくりや能動学習、「気づき」を引き出す講師陣がアチーブメントHRソリューションズの特徴になります。

  • 社員300名以下の中小企業で人気No.1
  • 戦略設計から運用まで全てサポート

内容

アチーブメントHRソリューションズの社員研修ラインナップをご紹介します。御社の組織課題に合わせてカスタマイズした社員研修をご提案します。

実施方法

オンライン・電話コーチング・フォロー研修

料金

お問い合わせ下さい。
参考価格はこちらから

https://achievement-hrs.co.jp/price/

3.株式会社HRインスティテュート

株式会社HRインスティテュート

株式会社HRインスティテュートは、「主体性を挽き出す」というミッションのもと、自分のため、人のため、人々のために進化を志し、クライアントのみなさまへの価値提供を日々実践しています。

  • 自社製の人材育成システム
  • ニーズに対応した育成プログラム

内容

お問い合わせください。

実施方法

不明

料金

お問い合わせ下さい。

4.サイコム・ブレインズ株式会社

サイコム・ブレインズ株式会社

サイコム・ブレインズ株式会社は、サーベイやワークショップを通じて個人とチーム双方のパフォーマンスを上げます。

社員個人の能力開発、マインド変革を目指す人材育成で培った課題設定力、ワークショップ設計力、ファシリテーション力を活かした組織開発プロジェクトを提供しています。

  • オンラインツールを使ったサーベイやインタビューで、組織の現状と課題を見える化
  • グローバルな研修プログラム

内容

様々なツールや手法を駆使して研修プログラムを提供します。

実施方法

不明

料金

お問い合わせください。

5.株式会社モアコンサルティンググループ

株式会社モアコンサルティンググループ

常に新たな視点、ユニークで柔軟な発想で人事制度や評価制度を提案し、変革とイノベーションの基盤を創る人事コンサルティングの未来図を提案しています。

  • 従来の常識を少しだけ超えた新しい人事制度のコンセプトや評価ツールを順次提案している
  • ベンチャー企業に特化している

内容

既存の人事制度に関する資料やデータにより人事制度を把握後、経営者等へのインタビューを行い、人事制度設計に関する経験やノウハウに基づき、新人事制度の全体を俯瞰したアウトライン設計を行います。

このアウトライン設計を通じて、グレード、評価制度、賃金制度等の人事制度の具体的な設計作業を行います。その後、内容を報告書として提出し、報告書の内容について顧客の確認を取りながらコンサルティングを行います。

実施方法

オンライン

料金

お問い合わせください。

6.株式会社S.K.Y.

株式会社S.K.Y.

「コンサルティング、コーチング、セールスプロモーション」を融合し、経営者の新たな価値をプロデュースします。得意分野は売上拡大。

資金繰りが事業を継続させるための「守り」だとすると、売上拡大・販売促進を効率よく実行する「攻め」の経営コンサルタントです。

  • PR、費用対効果の最大化が得意
  • 講演・セミナーの実施

内容

月に1回訪問(6時間〜)、経営者とのセッションを通じ、御社の経営課題を解決へと導きます。必要に応じて役員との面談、幹部研修、社員インタビューがあります。

メール、電話での相談(何度でも可能)

実施方法

オンライン・訪問

料金

  • 基本契約(150,000円/月)
  • 初期導入契約(50,000円/月)
  • 社外取締役契約(400,000円/月)

まとめ

人材育成コンサルタントを上手く利用することができれば、高い費用対効果が望めます。

自社内では見つけられない課題や改善点を人材育成のプロに見つけてもらうことで、より良い人材育成の仕組みを構築することが出来ます。

コンサルタントによっては得意分野や苦手分野があるため、自社のニーズや計画に合わせたコンサルタントを選びましょう。