S級マネジメント成果を出すチームをつくる
マネジメント・育成につながる情報をご紹介

OKR管理ツール&アプリ比較おすすめ5選│選び方・特徴・メリット・料金

27

MBO(Management by Objectives)、コンピテンシー評価、360度評価、ノーレイティングなど会社の業種・規模・文化によって、様々な目標管理の制度がこれまで開発されてきました。

OKRは、目標管理制度の中でも、野心的かつ高い目標を掲げる会社・組織にとって効果的な手法です。

一方で、OKRは、野心的な目標を掲げる事が前提であるが故に、目標の設定・管理・調整が難しいという声も少なくありません。

本記事では、OKRの管理・運用を最適化し、チームの目標達成の確率を高めるおすすめのOKR管理ツール&アプリについて比較・解説します。

OKRとは

OKRとは、Objective and Key Result(目標と成果指標)を意味する、シリコンバレー発のムーンショット(=目指すべき未来の姿から逆算した、非連続・斬新・達成困難だが、大きな社会的インパクトをもたらす目標)を達成するための、目標管理手法を指します。

特に、IT・情報通信などのテクノロジー産業において積極的に採用されており、代表的なOKRのメリットとしては以下が挙げられます。

  • 全社・チーム・個人の目標の繋がり(アラインメント)が明確になる
  • 野心的かつ達成し甲斐のある目標により組織のモチベーションを鼓舞する
  • 共通かつ重要な指標に絞った報告フォーマットにより達成の道筋が明確になる
  • 優先順位の評価方法などチームの判斷を円滑化する仕組みがある
  • ウィン・セッションなどのモチベーションを高める仕組みがある

OKRは、特に高い目標を掲げるチームや、IT・情報通信の様に職種が細分化されていたり、階層構造ではなく、プロジェクト型の組織や働き方をするチームには特に有効な手法です。

OKRツールの選び方

ITリテラシーやOKRという目標管理手法に対する慣れ・経験の量は、OKR管理ツールを活用して、OKRを成功を左右するポイントとなるため、自社にマッチした適切なOKR管理ツールの選択は非常に重要です。

本パートでは、OKR管理ツール&アプリを選ぶ上での3つのポイントを解説します。

1. 使いやすさ(UI・UXの洗練度)

OKR管理ツールを活用して、組織の目標達成の確率を上げるためには、ツールそのものの使いやすさが非常に重要です。

OKRに不慣れにも関わらず、使いにくいツールや、高いリテラシーを要求されるアプリを導入してしまうと、システムの活用が進まず、結果としてOKRによる目標管理が形骸化してしまう要因となってしまうでしょう。

実際にツールを比較検討する際には、以下の論点を参考に、社員の活用イメージが十分に湧くかどうかを検討するのが良いでしょう。

  • 親目標と子目標(例:全社目標と部門目標)の紐付けは直感的にできるか?
  • 目標の全体像が一目で分かるようツリービューやリストビューがあるか?
  • 階層/個人/目標毎の進捗が一目で分かるダッシュボードやアイコンがあるか?
  • 階層構造だけでなく、プロジェクト型で目標作成がカンタンにできるか?
  • 定期的な目標の更新や進捗のレポートを促す仕組み・機能があるか?

2. サポート体制の充実度

OKRを初めて導入する場合や、社内にOKRの導入・運用の経験者がいない場合はサポート体制の充実度を考慮すべきでしょう。

実際にOKRの運用を進めていくと、「制度が上手く回っていない」と感じる場面が少なくありませんが、その際に信頼出来るアドバイザーに常に相談出来るかどうかは、プロジェクトの成功において重要な要素となります。

サポート体制の充実度を測る上では、実際に各ベンダーのサービスサイトの閲覧や営業担当へのヒアリングを通じて、下記の論点を検証することをオススメします。

  • ベンダーにOKRの運用ノウハウがあるか?サポート担当の教育は十分か?
  • 一定の役務提供を約束するコンサルティングサービスはオプションにあるか?
  • ガイドブックやtipsなどOKR運用に役立つノウハウ・情報を公開しているか?

3. 連携しているツールの種類

OKRの運用を成功において、OKR管理ツールと他ツールとの連携が大きく貢献する可能性があります。

例えば、目標進捗を更新したタイミングで、その内容がチャットツールのオープンチャンネルに流れる仕組みを導入する事で、組織の目標に対するモメンタム(目標が進んでいるという実感値)を高められるでしょう。

具体的には、下記の論点について確認を進めていきましょう。

  • (チャットツールを利用している場合)SlackやTeamsなどの連携はあるか?
  • 具体的にどの様な連携を実現しているか?(通知内容・入力・頻度など)
  • 連携する内容のカスタマイズは出来るか?(通知の頻度など)

なお、ツール連携については、対外的に公開している情報と現時点で実装している内容に乖離があるケースも少なくないため、導入後に期待ハズレとならないよう以下にもついてもしっかり確認をしておきましょう。

  • 今使える連携はどの様なものか?どのツールと連携しているか?
  • 将来的にどの様な連携が実現されるか?それはいつか?

OKR管理ツール&アプリ比較おすすめ5選

現在は、様々な種類のOKR管理ツールがありますが、提供している機能の範囲やサービスの使いやすさ、料金形態にはアプリ毎に異なります。

また、OKRは、あくまで目標管理手法の1つであるため、各種ツールはOKRに対応しつつも、社内コミュニケーションや1on1といったその他の人事施策をツール上で管理・効率化出来るケースが少なくありません。

本パートでは、OKR管理ツール毎の特徴・メリット・料金について比較・解説します。

Resily

  • OKRツリー機能により、会社全体の目標の繋がりを俯瞰できる
  • 進捗の一括更新機能により、KR(成果指標)の進捗を自動集約
  • マイページ機能により、1on1の会話の記録や深堀りを支援
  • レポート機能により、OKRの進捗を週次で把握
  • アクションプラン機能により、OKR達成のためのタスクを管理
  • コンフィデンス機能により、課題の達成度を5段階で可視化

「Resily」はResily株式会社が運営するOKR改善・効率化ツールです。

「ツールとコーチングでOKRを成功に導く」をプロダクトコンセプトとしており、本記事で紹介するツール群の中でも、最もOKRを意識した機能開発やマーケティングを行っています。

また、導入支援のオプションも充実しています。伊藤忠やSansan等の大手企業を含む過去140社の支援実績から蓄積したナレッジを活用し、下記のメニューを提供しています。

  • OKR設定ワークショップ
  • OKR説明会
  • 導入体制構築支援
  • 活用レポートの提供
  • サポートデスクFAQサイト

なお、料金は月額50,000円から利用可能となっています。

Wistant

  • ツリービュー機能により、上位目標と下位目標の紐付きが明確化
  • チャート機能により、OKRの達成度や更新率を可視化
  • ヘルスチェック機能により、定期的にOKRの進捗を確認
  • 1on1事前アンケート機能により、OKRを進捗させる対話を実現

「Wistant」は、株式会社フルートが運営するマネジメント支援ツールです。

元々は、中小企業向けのコスト削減コンサルティングを行うRELATIONS株式会社が運営していましたが、2021年6月1日に株式会社フルートへと事業譲渡されています。

「Wistant」は「マネジメント変革が組織を良くする」をプロダクトコンセプトとしており、OKR運用に関する基本的な機能に加えて、マネジメント業務全般を効率化・改善できるツールです。

具体的には、1on1や人事評価、分析機能を有しており、OKRも含めたマネージャー・管理職のトータルサポートが可能になっています。

なお、料金は1人あたり月額980円となっています。

Goalous

  • 目標シェア機能により、お互いの目標や進捗がオープンに
  • 独自の目標管理機能により、目標-指標-業務の繋がりを明確化
  • 業務共有機能により、指標の進捗や関連メンバーなどOKRに関わる充実した情報を社内に発信
  • 社内SNS機能により、メッセージやファイル送付、ランキングを表示し、コミュニケーションを活性化

「Goalous」は株式会社Colorkrewが運営する目標管理&社内SNSツールであり、既に1,000チーム以上の導入実績があります。

「業務の見える化で組織エンゲージメントの向上へ」をプロダクトコンセプトとしており、OKRや目標の進捗に関する「フォーマル」なコミュニケーションだけでなく、報連相や雑談などの非公式なコミュニケーションを活性化するサービスとなっています。

株式会社Colorkrewは、「バリフラットモデル」という組織形態を導入し、管理職ゼロ、階層ナシというティール組織的な組織運営を行っています。

Goalousは、Colorkrew社の自律(立)分散型の組織運営を効率化するノウハウや知見が詰まったツールであると言えるでしょう。

導入サポートも充実しており、下記のメニューを提供しています。(一部有料)

  • 各種研修
  • 人事制度設計
  • ワークショップ
  • トライアル中のフォロー
  • 定期MTG
  • 月次レポート

なお、料金は月額30,000円から利用可能となっています。

HiManager

  • OKRツリー機能により、上位/下位目標の紐付きや進捗を一覧化
  • 進捗バー機能により、目標の進捗を手軽に更新
  • コメント機能により、目標の変遷ややり取りも簡単に把握

「HiManager」は、ハイマネージャー株式会社が運営するリモートマネジメントのオールインワンプラットフォームツールです。

「人事評価のDXを『リアルタイム評価』で実現」をコンセプトとしており、OKR等の目標管理だけにとどまらず、様々な人事施策と評価を一気通貫で管理出来る点が特徴です。

具体的には、OKR管理以外にも下記の機能を有しています。

  • 1on1管理
  • フィードバックと称賛
  • アップデート
  • 評価
  • エンゲージメントサーベイ

なお、料金は1人あたり月額1,000円となっています。

banto

  • OKR目標管理機能により、OKRをツリー・グラフ・カンバンなどあらゆる形式で見える化
  • 目標紐付け機能により、上位/下位目標の紐付けきが明確化
  • AIbanto機能により、成果指標の数値を自動集計し、グラフで可視化
  • 進捗一覧機能により、会社・部署・個人OKRという階層ごとの進捗率を一目で確認

「banto」は株式会社サイダスが運営する進捗管理の効率化&改善ツールです。

「banto」は「『進捗どう?』部下へのこの質問は、もういらない」をコンセプトとしており、上司と部下の間で行われるお互いにとって煩雑かつ不快度の高い「進捗確認」を効率化する事ができます。

OKR管理にとって重要な目標構造の表示形式の選択(ツリー構造や看板形式)や上位/下位目標の設定に加えて、Slack上から非常に簡単に提出できる日報機能により、成果指標(Key Results)のリアルタイム集計が可能な点が特徴です。

また、AIbantoにより、進捗化はグラフ化され、OKRの進み度合いがわかりやすく可視化されます。

なお、料金は1人あたり月額300円からとなっています。

まとめ

OKRは、管理・運用において一定のコツや経験が必要になりますが、OKR管理ツールを使う事によって、目標達成の可能性や運用の効率性を大きく高める事ができます。

OKRの導入を検討している場合や、既にOKRを運用しているが運用が上手くいかないと感じている場合は、まずは各ベンダーの資料請求やヒアリングから始めていきましょう。

Co:TEAM(コチーム) | 組織サーベイより、日常的フィードバックを。
https://coteam.jp
チームビルディングサービスCo:TEAM(コチーム)は、マネージャー/メンバー間の「仕事に対する認識のズレ」を可視化し、「相性」に基づいた円滑なコミュニケーションを促進させることで、メンバーシップを育み、マネージャーの成功体験を生みだします。
詳細を見る