チームの急成長を支えた1on1・マネジメント研修とマネージャー向け個別コーチング

AIによる文字起こし・要約ツールを提供されているRimo合同会社(以下、Rimo)にて、2025年4月から2025年5月にかけて開催いたしました「1on1・マネジメント研修」と、並行して実施させていただきましたマネージャー向け個別コーチングにつきまして、セールス&マーケティング責任者兼プロダクトマネージャーの宮野功晟氏に、実施した背景やその後の変化などについてインタビューいたしました。

【お話を伺った方】

Rimo合同会社_宮野さま

宮野 功晟(ミヤノ コウセイ)氏
Rimo合同会社
セールス&マーケティング責任者 兼 プロダクトマネージャー

京都大学・大学院でドローンによるAI探索システムの研究に従事。新卒でNTTドコモに入社し、データエンジニアとしてAIを使ったデータ分析基盤の開発を担当。
2021年10月より、音声認識技術をベースにした事業を展開するRimoに参画。これまで100社以上のDX推進プロジェクトに関わり、AIの活用を牽引してきた。現在は同社のプロダクトマネージャーをしている。

今回実施した研修の詳細を知りたい方へ

超実践的な研修内容で、研修後からすぐに使える1on1やマネジメントのやり方「How」をお伝えし、本当に効果が出る研修となっております!

少しでもご興味ありましたら、研修紹介資料からご覧ください。期間限定で特典資料を配布中!

データに見る研修の効果

素晴らしいですね。

━ ありがとうございます。そして「1on1が組織にとって必要か」という項目では、受講前は「当てはまる」と回答した方が57%でしたが、受講後は75%になりました。また、受講前と受講後の変化については、部下へのケアや、目標達成に向けたサポート、マネジメントへの前向きさ、部下への育成なども向上が見られました。

他にも、組織のワークエンゲージメントを表すスコアは上昇しています。このように、数値上は総合的に良かったという結果になっております。また、受講者の皆さまのご感想もピックアップさせていただきました。

研修を受講いただいた背景

━ 以上の結果を踏まえまして、より詳細なお話を伺うことができればと思います。早速ご質問なのですが、初めに、宮野さまがどのようなお仕事をされていらっしゃるかお聞きしてもよろしいでしょうか。

セールス&マーケティング部の管掌、いわゆる経営者のようなことをしています。主に、営業では商談創出の管理やエンタープライズ案件の担当、他には部下の育成などを、全体的に行う役割です。

━ 承知しました。部下の育成なのですが、どういったことをされているのでしょうか。

大きくは、商談の育成と、未経験の新卒社員にビジネスの基礎的なところを伝えること、の2つとなります。

━ ありがとうございます。商談の仕方を宮野さまが教える際には、どのようなことを意識されているのでしょうか。

一番は、未経験の人でも「できる」という実感、成功体験を持てるようになることを意識しています。初めから受注などを成果指標にして、できているかどうかだけを見てしまうとモチベーションは続きません。そのため、具体的には、日々の振り返りなどで、前はできていなかったけど今できるようになったことは何か、といったことを意識しています。

━ 素晴らしいです。今回、研修を受講された背景はどういったものでしょうか?

背景としましては、セールス部の人数が15名に増えてきたので、これまでは属人的に営業を行ってきたところを変えていかなければいけない、という形で問題になったことがありました。また、評価制度に関して、給与やインセンティブの設計が初めのトピックでした。その際に、評価制度を組織のミッションやビジョンに連動させることについて、こうやって体系的に考えていくんだというのを、研修で知ることができました。

━ なるほど。今は、その時からさらに倍くらいに増えてるという。

そうですね。30名ぐらい。

━ 人数がそれだけ増えた背景は何だったのでしょうか。

やはり、売上の向上にあると思います。もともとは人数も倍、売上も倍にしていくという倍々計画で進めており、9月ごろに30名になるという予定だったのですが、計画から半年ほど経って、おかげさまで、今もうその水準に達しつつあります。

研修・個別コーチングによる学びや変化

研修・個別コーチング後の学びや変化①:業務の振り返りを通じた効果的な新人育成が可能に

━ 素晴らしいですね。それでは、次のお話しに移ります。これまで、全4回にわたって研修をさせていただきたりしましたが、その内容についてご所感をお聞きしてもよろしいでしょうか?

研修ですごく良かったポイントとして、例えば、業務の振り返りを行うということに関して、内省と概念化(※)のお話しがあります。ちょうど、新人の立ち上がりがどうすれば早くなるかを考えているタイミングだったのですが、ただ内省するだけで終わらせるのではなく、その内省を概念化できるようになるところまでサポートするということが、すごく腹落ちしました。

※研修内でお伝えしています、経験学習というフレームワークの概念です

研修・個別コーチング後の学びや変化②:部下に目標を追求させる実践的なマネジメントが可能に

━ ありがとうございます。弊社では、研修の他にマネージャー向けの個別コーチングをご提供しておりますが、宮野さまには今回、そちらもお受けいただきました。個別でお話しさせていただいたことについては、いかがでしたか?

私はマネージャーではありますが、シニアで経験があるというよりは、若手のチャレンジ枠のようなポジションです。その中で、谷本さまがチームをマネジメントされる上で、行動KPIを徹底してトラッキングすることで部下に言い訳の余地を与えないようにするというような、マネジメントや、メンバーの話の聞き方、KPI設計について、より実務的なポイントをすごく学ばせていただきました。

研修・個別コーチング後の学びや変化③:社内外で、相手のタイプを意識した効果的なコミュニケーションが可能に

━ ありがとうございます。今回の半年ほどの研修期間を通じて、皆様の中で、反応や行動が変わったと感じる人はいらっしゃいましたか?

一番わかりやすいのは、新人が、自分にどういうタイプかを踏まえて仕事を進めるようになりました。採用募集のメッセージを書く業務をしている新人がいるのですが、「自分がドライビングだから(※)」ということを意識して、自分のタイプに合った人向けの説明文を書くようになりました。

※ドライビングとは、「ソーシャルスタイル」という研修でお伝えしている部下のタイプ分類の1つです

━ なるほど。ソーシャルスタイルを具体的に扱うようになったのですね。他にはございましたか?

そうですね。他には、研修内で、1on1の型には、目標達成のためのコミュニケーションと、キャリア視点で個に向き合っていくコミュニケーションの2パターンがあるというお話がありました。以前の自分はあまり1on1をしてこなかったのですが、その2パターンを踏まえて、この人にはどちらのタイプのコミュニケーションをすれば良いのかを考えるようになったというのが、自分自身も変わったポイントだと思います。

他の研修との違い:コンサルによる研修では解決できなかったマネジメントの実務課題

━ 素晴らしいですね。ありがとうございます。Rimoさまはこれまで他社様の研修も受けてこられたと思いますが、それらと比較して、弊社の研修はいかがでしたでしょうか?

プレイングマネージャーとしての振る舞いを教えてくださったという感じがします。これまでの研修では「なぜなぜ分析を5回する」「WhatをWhyに分解する」「ロジカルシンキングコード」のような、コンサル出身の方が作った研修をしてきました。しかし、その内容が実際の日々で起きるマネジメント課題の解決につながるかというと、そうではないことがある。例えば、メンバーのモチベーションが上がらない、という課題に対してなぜなぜ分析を5回やったところで、というような形です。

研修をおすすめする組織:オーの研修は事業の成長と育成を両立できる

(左:インタビュアー・研修講師・個別コーチを務めた谷本)

━ ありがとうございます。次の質問なのですが、こういった研修がマッチしそうな方や他社様として、どのような組織がありそうだと思われますか?

事業規模で言いますと、まさに、従業員数が10名を超えて、これからチーム・組織化させていくフェーズの会社には合っていると思います。スタートアップで急成長させながら、とはいえ育成もしなければならない。そんなダブルスタンダード、無茶振りをどうしても求められる事業規模やフェーズにある会社にマッチしているのではないでしょうか。

今後の展望:プレイング業務とマネジメント・育成の循環

━ ありがとうございます。ちなみに、宮野さま個人としては、責任を持たれていらっしゃる中で、今後、マネジメントの領域で目指すところや、今後こうなれば良い、というものはございますでしょうか?

今は私自身の中で、マネジメントよりは、プレイングのレベルを1つ上げるフェーズにあると思っています。プレイングについて、営業の型はおかげさまで仕上がったのですが、とはいえ、型というものはどこまで行っても型に過ぎない。その段階から今は、原液が濃ければ濃いほど美味しいジュースができるように、型という原液を、より濃くする役割になってきたと感じています。例えば、小さいものは型にすることができましたが、大手のお客さまに合わせた大型の提案をするとなると、まずは誰かが、原液を作らなければならない。もう一段階、濃縮のレベルを上げられる人が作る必要があるな、という感覚があります。

━ プレイングの面で、ということですね。

そうですね。ただ自分の中では、マネジメントに取り組んで、次にプレイングもして、そのプレイングを通じて型をレベルアップすることができれば、その型をマネジメントで広げていく、ということを繰り返していくものだと思っています。ですので、直近では、プレイングのレベルを1つ上げることで、その後のマネジメントに還元できればと個人的には感じております。

━ ありがとうございます。今お話しいただいたプレイングのスキルを上げるという観点では、今回、個別でお話させていただいたものでご活用いただけそうな部分はございましたか?

谷本さまから個人的にお話しいただいたもので言いますと、マーケティングで、最大公約数に刺さる訴求フレーズは何か、という考え方は重要だと思いましたし、自分の中に成長余地があると感じています。具体的には、デジタルマーケティングにおいて、A/Bテストをしてどちらの方が数値が良くなるか、というレベルでは知っていましたし、実践もしていましたが、その上でお客さまの中で潜在的に共通化されている、最大公約数の悩みや価値観に訴求することを学ばせていただきました。Rimoの場合は、作り手が細部にこだわってるからこそ、そのビジョンに共感してくれる人に刺さるのではないか、という視点になるのだと思います。大手のお客さまを個として見つつも、最大公約数的なポイントに訴求をするというところは、谷本さまから自分が取り入れなければならないものだと思います。

━ ありがとうございます。そう言っていただけると、今日は気持ちよく寝られます(笑)

最後に、今回の研修のこの部分が改善されればもっと良くなる、という部分がありましたら、忌憚なくお聞きさせていただいてもよろしいでしょうか?

今回の研修では、色々あるマネジメントのスタイルのうちの1つを教えていただいた印象があります。もちろん、それはジェネラルに役立つものではありますが、例えば、NVIDIAが1対60を実施しているように、1on1をしない主義のマネジメントなどもある。その中で、こういうときは1on1をするべきだが、別のときには1on1の回数を減らすこともできる、というものがあると、フィットする会社がより増えるのではないかと感じます。

━ 色々と具体的に教えていただき、ありがとうございます、インタビューは以上となります。本日はお忙しい中、ありがとうございました。

本当に効果が出る1on1研修をお探しの方へ

1on1研修を導入したいけど、比較しても正直「どれが自社にマッチしているのかがわからない…」とお悩みではありませんか?

「研修の違いが正直よくわからない」
「研修で現場にインパクトを与えるほどの効果が出るのか不安」
「管理職やマネージャーが研修に前向きでない」

こんなお悩みを抱えられている方は、コチームの「1on1・マネジメント研修」がおすすめです!
超実践的な研修内容で、研修後からすぐに使える1on1やマネジメントのやり方「How」をお伝えし、本当に効果が出る研修です。

まずは、研修紹介資料からご覧になってみてください。期間限定で特典資料を配布中!

コチームの導入に関して

  • お問い合わせ
    お問い合わせ
    コチームについて不明点などございましたらご気軽にお問い合わせください。
  • お見積もり
    お見積もり
    コチームを導入するために必要な費用感を見積もれます。
  • トライアル
    トライアル
    ご気軽にトライアルでコチームを利用できます。