Co:TEAMでメンバーへの支援強化と目標達成に向けて障害が見つかった際に細かく軌道修正したことで売上目標を3ヶ月早く達成
本日お話をお聞きした方
株式会社モバオク 小田切 航平さん (企画部部長)
目次
メンバーの役割をどう分担するかなど、リソース配分の点が一番課題
──今日はよろしくお願いします。まず最初に御社の事業概要についてお聞きしてもよろしいでしょうか
モバオクというインターネットオークションとフリーマーケットのサービスを行っています。創業は2004年で、DeNAの中でも最も古いサービスの一つとなります。現在関わってるメンバーは30名程度となっています。
──小田切さんの職務内容について教えてください
企画部部長として 事業の企画運営を統括しています。
ビジネス企画などビジネスを行うメンバーが7名程度で、あとは開発に関わるメンバーとなります。これらのメンバー企画から開発までをスムーズに行えるようにマネジメントを行うことが職務となります。
──ビジネスを行うメンバーというのはマーケティングの方々でしょうか
はい、大きく企画とマーケティングの二つに分かれていてマーケティングでは集客を行い、企画の方ではサービスの運営や様々な企画キャンペーンを考えて実施する業務を行っています。
──マーケティングや開発を全てマネジメントされるのはかなり大変ではないでしょうか
そうですね 。
ビジネス職からエンジニア・デザイナーなど様々な職種のメンバーがいるため、それぞれのメンバーに合わせたマネジメントが必要になります。
また、複数の職種のメンバーが一緒に仕事をする中で様々な調整が必要になったりという部分は、そこから生み出されるものが多い分、難しい部分もあります。
──小田切さんは人数でいうと何人のメンバーをマネジメントされているのでしょうか。
全体では30名ほどになります。このうち企画マーケティングに関しては直接マネジメントを行なっています。 開発に関してはグループリーダーを介してマネジメントを行っています 。
──複数職種の、かなり多いメンバーをマネジメントなさっているのですね。部署における小田切さんのミッションについてお聞きしても良いでしょうか
サービスの運用実績が長い収益事業として、営業利益など事業の目標を達成することと、事業の成長をさらに加速させることの二点になります。
──それらのミッション達成にむけて、主にマネジメントの観点で課題を感じていらっしゃるのはどういった点でしょうか
マネジメントの観点で言うと、安定した利益を生むためにやるべきことを行うという側面と、新たな収益を生むために新しいことにチャレンジをするという二つのことを同時にこなす必要があります。
それぞれ、メンバーの役割をどう分担するかなど リソース配分の点が一番課題です。
いかにマネジメントの質を落とさず 負荷を下げ、事業の成長につながる仕事に自分の工数をより割けるか。ソリューションがイメージにピッタリ合うと感じたことが導入のきっかけ
──ここから本題になりますが、Co:TEAMを導入いただいた経緯はどういったものだったのでしょうか
先程お話ししたマネジメントに難しさがある中で、いかにマネジメントを質を落とさず 負荷を下げられるか。その分事業の成長につながる企画や開発に自分の工数を割けるようにしたいと考えていました 。
その中、ソリューションが自分のイメージにピッタリ合うと感じたことが導入のきっかけとなりました。
──小田切さんはずばりプレイングマネージャーなのでしょうか
そうですね。
チームで事業やサービスを作るのも好きですが、自ら手を動かして作るのも好きです。 メンバーに任せた方がよい内容は任せ、自分で進めるべき事業は率先するなど、最適なバランスを模索することを心がけています。
──Co:TEAMはチームの中のどのような方々がご利用されたのでしょうか
まずは部署の中で企画や運営を行うメンバー4名から利用開始しました。
現在はマーケティングを行うメンバー含め10名弱で活用しています 。
──サービス導入時や運用でそれぞれ困ったことはありましたか?また、利用率を高める運用の工夫があれば教えて下さい
サービスの導入に関しては、元々部下と日報を使った報告や1on1は行なっていたこともあり非常にスムーズでした。
Slack 連携やメール連携などの機能もあったため、情報共有がしやすかったことも大きいです。
利用率を高める工夫としては、日報の投稿フォーマットのテンプレート機能を活用してそれぞれのメンバーにあった内容を投稿できるようすることで継続しやすくなるよう工夫しています。
──テンプレでマストにしている項目はありましたか
人によってかなり柔軟に項目は変えられるようにしていますが、その時自分が一番取り組むべきタスクに関しては、必ずその進捗を含めて記載してもらうようにしています。
Co:TEAMを活用するとピンポイントで必要なメンバーと必要なコミュニケーションを取ることにつながり、悩みを抱えるメンバーがいるとアラートでわかるように
──Co:TEAMで得られたメリットはどのようなものがありましたか
当初考えていたとおり、マネジメントの質を落とさずに負荷を下げることができています。
特にマネジメントの質に関しては大きく二つのメリットがありました。
一つは部下に対して適切な支援をしてより大きな成果を上げるという部分です。
部下を適切に支援するというのは非常に難しく、支援が必要なメンバーに気づけなければ悪い方向に進んでしまいます。
逆に過剰な支援は成長の妨げになり、また他のメンバーに時間が使えなくなったりと逆効果になります。
Co:TEAMを活用することが、ピンポイントで必要なメンバーと必要なコミュニケーションを取ることにつながっていると感じます。
もう一つ、マイナスをカバーするという面になるのですが、どんなに自分で気を配ってるつもりでもメンバーが多いと不満や悩みを抱えているメンバーに気づけないことがあります。
そういったメンバーがいることをアラートで知らせてくれる機能があるのですが、このアラートで助けられたという場面もありました。
導入した結果として部署で掲げた売上目標を、3ヶ月早く達成することができた
──費用対効果を感じられている点があれば伺えますと幸いです
メンバーが困っている時にピンポイントで支援ができるようになったことで、目標に達成に対して問題があった場合に早めにキャッチアップしてサポートが行えるようになりました。
目標達成に向けて障害が見つかった際に細かく軌道修正することが、結果として部署で掲げた売上目標を、3ヶ月早く達成することにつながった と考えています。
また、自分の負荷もかなり下げられたと実感しており、新しい事業を創出するなどのタスクに工数を割くことができるようになっています。
──Co:TEAMがマッチしそうな部署はありましたでしょうか?
成果を出すための正解がなかなかないような職種、企画職や営業職におけるマネジメントでは効果を発揮しやすいと感じます。
──Co:TEAMでもっとできるようになってほしいことはありますか
日常的なフィードバックや目標達成のためのやり取りなどをそのまま評価に活かせるようになるとより良いと思っています。
自身のマネジメントだけでなく、後進のマネージャー育成に活用していきたい
──Co:TEAMを今後どのように使っていきたいですか
このツールは自分のマネジメントスタイルにピッタリ合っていて、今ではなくてはならないものとなっています。
最近は自分だけでなく自分の配下のマネージャーにも積極的に活用を推めています。
自身のマネジメントだけでなく、後進のマネージャー育成にもっと活用していきたいと考えています。
──御社以外では、どのような企業にとって有用なサービスとなり得ると思われましたでしょうか
日報という日本ではメジャーな業務管理の仕組みを利用していることから、比較的どのような企業でも活用しやすいのではないかと感じます。
活用シーンとしてはリモートワーク主体となっているような企業においても特に使いやすいと思います。
──小田切さん、本日はお忙しい中貴重なお時間をいただきありがとうございました。
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