営業AIロープレツール13選|導入効果と失敗しない選び方

セールスイネーブルメントプラットフォームの世界市場規模は、2025年の42億ドルから2030年には105億ドルへ拡大する見込みです。なかでもAIを活用した営業ロープレ領域は、住友生命・みずほ銀行・かんぽ生命など大手企業の導入が相次ぎ、急速に実用フェーズに入っています。

しかし「ChatGPTで十分ではないか」「専用ツールは何が違うのか」「費用に見合う効果が出るのか」と手が止まる担当者は少なくありません。高機能なツールを入れたのに現場が使わず、結局マネージャーが1対1でロープレに付き合う日常に戻った。そんな経験をした方もいるのではないでしょうか。

この記事では、ChatGPTを使った無料のロープレ手法から、専用ツール13製品の料金・機能比較、そして実際の導入事例まで、AIロープレツール選定に必要な情報をすべて網羅します。読了後には、自社に最適なツールを2〜3に絞り込み、来週の会議で上申できる状態になっているはずです。

(参考)Sales Enablement Platform Market Size & Share Analysis – Growth Trends & Forecasts (2025 – 2030) 


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▼ この記事の内容

  • AIロープレの価値: マネージャーの工数を割かずに、営業担当者が「質の高い反復練習」を行えます。AIがヒアリングの漏れやトークの癖を数値化(スコアリング)するため、客観的な改善が可能です。
  • 専用ツールの選び方: 「商談特化(BtoB)」「接客・CS(インバウンド)」「総合研修(全社)」の3タイプから自社の業態に合うものを選びます。特に「音声認識の精度」「自社スクリプトの反映しやすさ」が定着の鍵です。
  • 成功事例の共通点: 導入しただけで終わらせず、アフラック生命保険のように「練習量と営業成績の相関」を可視化したり、1on1の振り返りにスコアを活用したりする「運用設計」が成果を左右します。

ChatGPTなど汎用AIで営業ロープレを始める方法

専用ツールを導入する前に、まずはChatGPTなどの汎用AIで営業ロープレを試してみるのが最も手軽なスタート方法です。ただし汎用AIには明確な限界があり、その境界線を知っておくことが導入判断の第一歩になります。

ChatGPTで商談ロープレ用のプロンプトを作る

ChatGPTを営業ロープレの相手にするうえで最も重要なのは、顧客役としてリアルに振る舞わせるプロンプトの設計です。プロンプトには最低限5つの要素(業種、企業規模、担当者の役職、現在の課題、性格設定)を盛り込む必要があります。

「プロンプトを作るのが面倒」「そもそも何を書けばいいかわからない」という声は少なくありません。しかし実際に必要な作業は、既存の顧客リストから典型的なペルソナを1つ選び5要素に当てはめるだけで、10分あれば完成します。

【プロンプト例】

あなたは従業員300名の製造業で、生産管理部の課長(決裁権限500万円)です。現在Excelで生産計画を管理しており、月末の集計に毎回2日かかることに不満を感じています。ITツールの導入には前向きですが、2年前にSaaSを入れて現場が使いこなせず解約した経験があり、慎重な性格です。私が営業として提案を行うので、リアルな顧客として応答してください。料金の話になったら必ず値引き交渉をし、競合のA社を引き合いに出してください。

このプロンプトをChatGPTに入力すると、たとえば次のような応答が返ってきます。

営業担当の方ですね、お時間いただきありがとうございます。正直なところ、以前も似たようなクラウドツールを導入したんですが、現場のベテランが全然使ってくれなくて3ヶ月で解約したんですよ。御社のサービスだと何が違うんですか?あと、A社さんからも提案を受けていて、あちらは初年度の割引がかなり大きいんですが、そのあたりも聞かせていただけますか。

一方、5要素が欠けたプロンプトでは練習になりません。たとえば「あなたは企業の担当者です。私が営業するので顧客役をしてください」とだけ入力すると、ChatGPTは「はい、どのようなご提案でしょうか?何でもお聞きしますよ」のように素直すぎる対応を返します。これでは実戦で遭遇する価格交渉や競合比較への切り返しがまったく練習できず、ロープレの意味がなくなります。

「性格・態度」と「想定反論」の2要素が、ロープレの実践度を決定的に左右します。自社の営業チームが商談で苦戦しやすい場面を思い出し、その状況を再現する指示をプロンプトに加えてください。

自社のトークスクリプトを読み込ませて練習精度を高める

ChatGPTに自社のトークスクリプトやFAQを読み込ませると、自社固有の商材・業界知識に基づいた練習が可能になります。やり方はシンプルで、会話画面にスクリプトを貼り付け「以下の内容を前提として、顧客役を演じてください」と指示するだけです。

「スクリプトを貼り付けるだけで本当に精度が上がるのか?」と疑問を持つ方は多いです。ポイントは、スクリプトの中で顧客が反応すべき箇所を明示することで、「料金の説明パートに入ったら必ず予算オーバーのリアクションを返してください」と加えるだけで実践度は飛躍的に上がります。

もしあなたが営業マネージャーなら、チーム共通のスクリプトとFAQをまとめたドキュメントを1つ用意しておくと便利です。メンバーがそのドキュメントを読み込ませるだけで誰でも同じ条件でロープレを開始でき、10名の組織なら上司が付き合っていた時間が月あたり20〜30時間は削減できる計算になります。

ロープレ後に「改善すべき点を3つ挙げてください」とChatGPTにフィードバックを求める方法もあります。ただしこのフィードバックには一貫した評価基準がなく、セッションごとに異なる観点でコメントが返ってくるという限界があります。

汎用AIの限界を理解して専用ツールとの違いを把握する

ChatGPTなどの汎用AIで営業ロープレができる範囲はテキストベースの対話練習に限られ、実際の商談を再現するには4つの明確な制約があります。1つ目は音声対応の壁で、話速・沈黙の長さ・抑揚の評価といった営業特化のフィードバックは得られません。

2つ目はスコアリング機能の不在です。専用ツールではヒアリング力・提案力・クロージング力といった評価軸でロープレ結果を数値化できますが、汎用AIのフィードバックは定性的で毎回基準が変わります。

「うちはまだ少人数チームだからスコアリングは不要では?」と考える方もいます。しかしHubSpotの調査によると、営業研修の効果を数値で可視化している組織はそうでない組織と比較して目標達成率が28%高く、チーム拡大前に評価基準を整えておくことは将来の育成コスト削減につながります。

3つ目は管理機能の欠如、4つ目はフィードバックの一貫性です。誰がいつ何回練習したかのログが残らず、組織として育成PDCAを回すことが困難になります。

比較項目汎用AI専用ツール
対話形式テキスト中心音声+アバター
スコアリングなし複数軸で自動採点
シナリオ管理毎回手動設定テンプレート保存・共有
学習ログなし個人別・チーム別に自動記録
コスト無料〜月額約3,000円/人月額数千円〜数万円/人
フィードバック毎回ばらつきあり統一基準で評価

「学習ログ」と「フィードバック」の行が、組織として営業力を底上げしたいときに決定的な差を生みます。チームが5名以上で導入効果を数値で示す必要がある状況なら専用ツールの検討に進む価値があります。

(参考)HubSpot Japan「日本の営業に関する意識・実態調査2024」 

営業AIロープレツールの選び方

AIロープレツールは製品によって得意領域がまったく異なるため、自社の用途に合わないツールを選ぶと現場に定着しません。ここでは「ツールタイプ」「料金体系」「トライアル時のチェックポイント」の3つの軸から、失敗しない選定方法を整理します。

自社に合うツールタイプを見極める

営業AIロープレツールは大きく「商談特化型」「接客・CS型」「総合型」の3タイプに分かれ、自社の営業スタイルによって最適な選択肢が変わります。商談特化型はBtoBの商談シミュレーションに特化し、ヒアリングからクロージングまでの各フェーズをスコアリングできる点が共通の強みです。

接客・CS型は電話応対やコールセンター業務に最適化されたツールで、音声認識精度が高く話速や声のトーンまで評価対象に含まれます。インバウンド対応の多い保険・金融・通信業界での導入実績が豊富です。

総合型は営業に限らず接客研修やオンボーディングなど幅広い人材育成に対応できるツールです。多拠点展開している企業や、営業以外の部門にもロープレ研修を広げたい企業に向いています。

「3タイプの違いはわかったが自社がどれに該当するか判断できない」という声は少なくありません。判断の目安は明確で、BtoBで商談サイクルが1ヶ月以上なら商談特化型、コールセンターや店舗接客がメインなら接客・CS型、複数部門で研修を統一したいなら総合型を選んでください。

料金体系の種類と費用相場

営業AIロープレツールの料金体系は「月額固定型」「従量課金型」「ID課金型」の3つに大別されます。チーム規模と利用頻度によって最適な形態が変わるため、自社の状況に照らして選ぶことが重要です。

月額固定型は毎月一定額を支払うプランで、利用回数に制限がないケースが大半です。相場は月額5万〜30万円程度で、練習量を最大化したい企業に向いています。

従量課金型はロープレの実施回数やセッション時間に応じて課金されるモデルです。導入初期で利用頻度が読めない段階では固定費を抑えられますが、定着後は月額固定型より割高になるリスクがあります。

「月額費用を払い続けると結局高くなるのでは?」と感じる方は多いです。しかしマネージャーが1対1でロープレに付き合う時間を人件費に換算すると、メンバー5名で年間300万円相当の工数がかかっている計算になり、ツール導入のほうが費用対効果は高くなります。

料金体系月額の目安向いている企業
月額固定型5万〜30万円メンバー10名以上で練習量を最大化したい企業
従量課金型利用量による導入初期・小規模チーム
ID課金型1ID 3,000〜1万円段階的に利用人数を拡大したい企業

自社のチーム規模と拡大計画を照らし合わせ、1年後の利用人数まで見据えて料金体系を選ぶことが重要です。

無料トライアルやPoCで確認すべきポイント

無料トライアルで最優先に確認すべきは音声認識精度です。ここが低いツールはどれだけ機能が豊富でもロープレの質が担保されません。

音声認識の精度は公式サイトの数値だけでは判断できません。自社の営業メンバーに実際に話してもらい、専門用語や早口の発話がどの程度正確にテキスト化されるかを確認してください。

次に確認すべきはシナリオのカスタマイズ性です。テンプレートが豊富でも自社の商材や顧客に合わせた編集ができなければ実務には使えないため、トライアル期間中に自社のトークスクリプトを反映したシナリオを1つ作成してみることを推奨します。

「トライアル期間が短くて十分に検証できない」という不安は少なくありません。多くのツールは7〜14日間の無料トライアルを提供していますが、検証は次の5項目に絞るのが効果的です。

  • 音声認識精度: メンバー3名以上で専門用語や早口の認識率を確認
  • シナリオ作成: 自社スクリプトの反映にかかる時間を計測
  • 管理画面: 受講状況とスコア推移を直感的に把握できるか
  • フィードバック: スコアだけでなく改善点が具体的に出るか
  • SFA連携: 既存ツールとのデータ連携が可能か

この5項目をチェックリストとして持ち込みトライアル初日に評価基準を決めておけば、短期間でも合理的な判断が下せます。特に管理画面の操作性はマネージャーの日常的な負荷に直結するため、実際に触って確認することが不可欠です。

営業AIロープレツール13選の料金・機能・特徴を比較

ここでは営業AIロープレツール13製品を「商談特化型」「接客・CS型」「総合型」の3カテゴリに分けて紹介します。各ツールの対応チャネル・スコアリング・価格帯・無料トライアル有無を一覧表で比較できるよう整理しました。

ツール名カテゴリ対話形式無料トライアル
コチーム商談特化音声+テキストあり
amptalk coach商談特化音声+テキストデモあり
カルティロープレ商談特化音声+アバターあり
exaBaseロープレ商談特化音声+アバターデモあり
Sansan AI営業ロープレ商談特化テキストなし
AmiVoice RolePlay接客・CS音声特化デモあり
アバトレ接客・CS音声+表情分析デモあり
AIロープレ制作 by プロシーズ接客・CS音声+テキスト要相談
AIロープレ by VideoTouch接客・CS音声+動画デモあり
UMU総合音声+動画あり
iRolePlay総合音声+テキストあり
Reflect AIロープレ総合音声(アプリ)無料版あり
Sales Crowd総合テキスト+音声デモあり

上の表で注目すべきは「対話形式」と「無料トライアル」の列です。音声対応は実践的なロープレに不可欠であり、無料トライアルの有無はPoC(検証導入)のハードルに直結します。

【商談特化型】BtoBの商談データと連動して営業力を底上げするツール

BtoBの商談シミュレーションに特化し、ヒアリング→提案→クロージングの各フェーズをスコアリングできるツール群です。SFAとの連携機能を持つ製品が多く、自社の成功パターンを学習して練習シナリオに反映できるツールほど実戦に近い練習が可能になります。

株式会社O:(コチーム)

弊社、株式会社O: は「組織の本来の力を引き出し、持続可能な成長を支える」ことを大切にしています。単なるツール導入ではなく、AIロープレ・リアルタイム商談支援・勝ちパターンの自動抽出を一体化させることで、個人の営業スキルと組織の成果を同時に高める「自走できる営業チームづくり」を目指しています。

ロープレ機能だけでなく商談中のリアルタイム支援から1on1・評価連携まで一貫して活用したい企業におすすめです。

【特徴・コンセプト】

弊社サービスのコチームは、AIロープレ・リアルタイムナビゲーション・勝ちパターン自動抽出の3機能をセットにした営業パフォーマンス支援を提供しています。日々の商談をAIが分析して成功パターンを自動抽出し、抽出された型がナビゲーションとロープレに即座に反映されるため、使うほど自社専用の営業AIに進化する点がポイントです。

1on1やスキルマップとの連動により個人の成長を組織の仕組みに接続でき、特にBtoB商材を扱う企業やハイパフォーマーの暗黙知を展開したい営業チームに高い適応性があります。

【対話形式】

音声+テキスト、リアルタイム商談ナビゲーション

【主な機能】

AIロープレ(自社商談データに基づく顧客役の再現)、リアルタイムナビゲーション(商談中の切り返し・質問提案)、勝ちパターンの自動抽出と共有、スコアリングとフィードバック、1on1支援、目標管理・スキルマップ連携、評価制度との接続 など。

【ウェブサイト】

https://coteam.jp/


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amptalk株式会社(amptalk coach)

amptalk coachは、SFA連携とペルソナ自動生成に強みを持つ営業特化型AIロープレツールです。企業の営業資料やトークスクリプトをAIにインプットし、対話形式でロープレを実施できます。

商談解析ツール「amptalk analysis」との連携が特徴で、実際の商談データから改善ポイントをロープレシナリオに反映できるため、SFAを活用した育成を実現したい中〜大規模の営業組織に適しています。

【特徴・コンセプト】

amptalk coachは、顧客のペルソナや商談シナリオを設定してトレーニングコースを作成し、AIがストーリーの理解度・情報の正確性・質問への対応力を評価します。商談解析ツール「amptalk analysis」と連携することで実際の商談データから営業パターンを分析し、改善すべきポイントをロープレシナリオに自動反映できる点が最大の強みです。富士通やNTTビジネスソリューションズがベータ版を導入した実績があり、2025年5月に正式リリースされました。

【対話形式】

音声+テキスト

【主な機能】

ペルソナ自動生成、商談シナリオ設定、トレーニングコース作成、理解度・正確性・対応力の評価、SFA連携(Salesforce・HubSpot等)、商談データ分析との連動 など。

【ウェブサイト】

https://amptalk.co.jp/

株式会社Sapeet(カルティロープレ/SAPI ロープレ)

カルティロープレ(現:SAPI ロープレ)は、トップセールスのノウハウをAIに学習させたロープレシステムです。東京大学発ベンチャーの株式会社Sapeetが提供しています。

トップセールスの営業スキルを組織全体に浸透させたい企業や、小売・不動産・保険など接客要素の強い営業チームにおすすめです。

【特徴・コンセプト】

カルティロープレは、AIアバターとのリアルな対話を通じて接客・営業シーンを忠実に再現し、トップセールスの要素を学習したAIが会話を評価して具体的にフィードバックします。導入企業で売上前期比160%を達成した実績があり、研修工数の30%削減と受講者満足度95%も報告されています。ダッシュボード機能によりロープレの実施状況や成果を数値で可視化できるため、データに基づく人材育成が可能です。少人数から導入でき、企業規模に応じたカスタマイズ見積もりに対応しています。

【対話形式】

音声+AIアバター

【主な機能】

AIアバターとの対話型ロープレ、トップセールスのノウハウ学習による評価、動画録画・コメント機能、ダッシュボードによる実施状況の可視化、スコア推移の管理、シナリオテンプレート・カスタマイズ など。

【ウェブサイト】

https://kartie-cloud.jp/roleplay/

株式会社エクサウィザーズ(exaBaseロープレ)

exaBaseロープレは、大手企業を中心に導入が進むAIアバター型のロープレサービスです。株式会社エクサウィザーズが提供しています。

金融・保険業界など高いセキュリティが求められる企業や、豊富なテンプレートからすぐに練習を開始したい大規模組織に適しています。

【特徴・コンセプト】

exaBaseロープレは、150種以上のシナリオテンプレートを用意しており、業種や営業フェーズに応じた練習をすぐに開始できます。ロープレ結果は100点満点で自動採点され、改善点が具体的にフィードバックされます。みずほ銀行・かんぽ生命・オリックス生命など金融機関での導入実績が豊富で、堅牢なセキュリティ体制が整っているため機密性の高い情報を扱う業界でも安心して利用可能です。テキスト入力だけでシナリオ設定が完了する操作性も評価されています。

【対話形式】

音声+AIアバター

【主な機能】

150種以上のシナリオテンプレート、100点満点の自動採点、AIによる個別フィードバック、業種別AIアバター設定、管理者画面でのスコア・受講状況一括管理、セキュリティ対応(金融業界基準) など。

【ウェブサイト】

https://exawizards.com/exabase/roleplay/

Sansan株式会社(Sansan AI営業ロールプレイング)

Sansan AI営業ロールプレイングは、名刺管理ツールSansanに搭載されたAIロープレ機能です。業界を指定するだけでAIがリアルな顧客役を再現し、チャット形式で商談ロープレを実施できます。

すでにSansanを導入済みで既存の顧客データを営業研修に活用したい企業や、追加コストを抑えてAIロープレを試したいチームにおすすめです。

【特徴・コンセプト】

Sansan AI営業ロールプレイングは、名刺データベースとの連携が最大の差別化ポイントです。実際にアプローチする企業の業界・規模感を反映したシナリオで練習できるため、商談直前の準備ツールとしても活用できます。会話内容を分析してフィードバックレポートを提供し、営業トークの改善点を特定する機能も備えています。

【対話形式】

テキスト(チャット)

【主な機能】

AIによる顧客役の再現、名刺データベース連携、業界・規模に基づくシナリオ生成、会話分析・フィードバックレポート など。

【ウェブサイト】

https://jp.sansan.com/

【接客・CS型】電話応対や店頭接客の再現に強いツール

音声認識精度の高さと非言語コミュニケーション(声のトーン・表情)の評価機能が共通の強みです。コールセンターや保険代理店などインバウンド対応が多い業種での導入実績が豊富なツール群を紹介します。

株式会社アドバンスト・メディア(AmiVoice® RolePlay)

AmiVoice RolePlayは、音声認識技術のリーディングカンパニーであるアドバンスト・メディア社が提供するAIロープレサービスです。高精度な音声認識エンジンを活用し、営業や接客のトークをリアルタイムでテキスト化して分析します。

コールセンター業務で音声品質を重視する企業や、音声認識の精度を最優先に選定したい組織におすすめです。

【特徴・コンセプト】

AmiVoice RolePlayは、20年以上の音声認識技術の蓄積を活かしたAIロープレサービスです。コールセンターや医療機関での導入実績が豊富で、業界特有の専門用語や方言にも高い精度で対応できます。音声認識の正確さがフィードバックの信頼性に直結するため、精度を最重視する企業に適した選択肢です。

【対話形式】

音声特化

【主な機能】

高精度音声認識によるリアルタイムテキスト化、AI分析・フィードバック、専門用語・方言対応、コールセンター向け評価機能 など。

【ウェブサイト】

https://www.advanced-media.co.jp/

AVITA株式会社(アバトレ)

アバトレは、表情や声のトーンをリアルタイム分析するAVITA社のAIトレーニングツールです。アバターとAIを組み合わせた対話型トレーニングで、非言語コミュニケーションまで含めた包括的なフィードバックを提供します。

対面接客が多い小売・サービス業や、表情やトーンを含めたコミュニケーション品質を向上させたい企業に適しています。

【特徴・コンセプト】

アバトレは、非言語コミュニケーションの可視化が最大の差別化ポイントです。笑顔の頻度やアイコンタクトの質まで数値化されるため、対面接客スキルの向上に直結します。伴走型のサポート体制でトライアル運用から導入・定着までを設計・支援し、「売れるノウハウ」の体系化にも貢献します。

【対話形式】

音声+表情分析+アバター

【主な機能】

表情・声のトーン・話し方のリアルタイム分析、教師データとの比較スコア算出、暗黙知の可視化・体系化、個人データの収集・分析、伴走型定着支援 など。

【ウェブサイト】

https://and-avita.com/

株式会社プロシーズ(御社専用AIロープレ制作サービス)

プロシーズの御社専用AIロープレ制作サービスは、企業ごとにフルカスタマイズで制作するオーダーメイド型のAIロープレです。ChatGPTベースのAIが顧客役を担い、音声対話とテキスト対話の両方に対応します。

既製品では対応しきれない独自の業務プロセスがある企業や、自社専用のロープレ環境を一から構築したい大企業におすすめです。

【特徴・コンセプト】

御社専用AIロープレ制作サービスは、完全カスタマイズのため自社独自の業務フローや専門用語を忠実に反映したロープレを構築できます。既存のeラーニングシステムとの連携も柔軟に対応でき、AIによる自動採点と受講履歴の管理機能を搭載しています。上司の負担を軽減しつつ効果的なトレーニングを実現する設計です。

【対話形式】

音声+テキスト

【主な機能】

オーダーメイドシナリオ制作、ChatGPTベースの顧客役AI、自動採点、受講履歴管理、eラーニングシステム連携 など。

【ウェブサイト】

https://www.pro-seeds.com/

VideoTouch株式会社(AIロールプレイング)

VideoTouchのAIロールプレイングは、動画研修プラットフォームと連動したコンタクトセンター向けAIロープレです。AIが多様な顧客ペルソナを演じ、会話後に即時フィードバックとスコアを提供します。

コールセンター・BPO企業で研修の工数削減が急務の組織や、動画研修とロープレを一体化させたい企業に適しています。

【特徴・コンセプト】

AIロールプレイングは、動画コンテンツとの連動により学習→練習→評価のサイクルを一元管理できる点が特長です。ベルシステム24での導入においてロープレ研修の工数を132時間から9時間へ約90%削減した実績があります。受講者の9割以上がポジティブな反応を示しており、現場の受容度が高いのも強みです。

【対話形式】

音声+動画連動

【主な機能】

AIによる多様な顧客ペルソナ再現、即時フィードバック・スコア提供、動画研修との一元管理、レポーティングサービス(応対時間・改善点・総合評価)、拠点間の研修品質統一 など。

【ウェブサイト】

https://videotouch.jp/

【総合型】営業以外の研修にもマルチ対応できるツール

営業に限らずオンボーディング・マネジメント研修・多拠点の研修品質統一など幅広い用途に対応できるツール群です。営業部門で成果を出した後に全社展開を見据える企業に特に適しています。

ユームテクノロジージャパン株式会社(UMU)

UMUは、学習プラットフォームとしての総合力が強みのAIロープレ対応ツールです。AIコーチング機能によるロープレに加え、マイクロラーニング・動画学習・テスト・アンケートなど多彩な学習機能を搭載しています。

営業研修を起点に全社的な学習プラットフォームの導入を検討している企業や、グローバルチームを持つ多国籍企業におすすめです。

【特徴・コンセプト】

UMUは、グローバル展開しており多言語対応が可能です。営業のロープレ機能単体ではなく学習プラットフォーム全体の一機能として組み込まれるため、全社的な教育基盤として活用できます。営業研修だけでなく新入社員研修やマネジメント研修にも対応し、幅広い階層の育成ニーズをカバーします。

【対話形式】

音声+動画

【主な機能】

AIコーチングによるロープレ、マイクロラーニング、動画学習・テスト・アンケート、多言語対応、全社教育基盤としてのプラットフォーム機能 など。

【ウェブサイト】

https://www.umujapan.co.jp/

株式会社スプレッドワン(iRolePlay)

iRolePlayは、シナリオ不要でAIが対話を自動生成する自由度の高いロープレツールです。事前のシナリオ準備が不要で、臨場感のあるロープレをすぐに開始できます。

シナリオ作成の時間が取れない多忙な営業チームや、パターン化されたロープレではなく応用力を重視する企業に適しています。

【特徴・コンセプト】

iRolePlayは、AIが学習データに基づきシナリオフリーで対話を自動生成するため、シナリオ準備の負担がゼロという手軽さが最大の差別化ポイントです。想定外の質問や展開にも対応するアドリブ力を鍛えたい場合に最適で、対話力・応用力のトレーニングに特化した設計です。

【対話形式】

音声+テキスト

【主な機能】

シナリオフリーのAI対話自動生成、臨場感のあるロープレ、対話力・応用力トレーニング など。

【ウェブサイト】

https://iroleplay.jp/

株式会社steach(Reflect AIロープレ)

Reflect AIロープレは、無料アプリとして個人利用も可能なAIロープレツールです。スマートフォンアプリでAIとの音声ロープレを実施でき、法人向けには管理者画面で受講状況やスコアの一括管理が可能です。

予算承認前にメンバーに試用させたい営業マネージャーや、まず無料で効果を実感してから導入判断したい企業におすすめです。

【特徴・コンセプト】

Reflect AIロープレは、無料で使い始められるためPoC(検証導入)のハードルが極めて低い点が強みです。まず個人で試して効果を実感してから法人契約に進む段階的な導入が可能で、法人導入時には自社ユーザーの利用状況や動画を確認できる管理者向け専用画面が用意されます。AIの評価基準を満たしたスタッフのみ対面ロープレを実施するなど、効率的な練習フローの構築にも活用できます。

【対話形式】

音声(スマートフォンアプリ)

【主な機能】

AIとの音声ロープレ、定量評価・フィードバック、法人向け管理者画面、受講状況・スコアの一括管理、個人無料利用 など。

【ウェブサイト】

https://and-reflect.jp/

株式会社AIDMA Holdings(Sales Crowd)

Sales Crowdは、営業DX支援ツールの一機能としてAIロープレを搭載した総合営業プラットフォームです。リスト作成・アプローチ・商談管理に加えAIロープレ機能を搭載し、営業プロセス全体をワンストップで支援します。

営業DX全体を一つのプラットフォームで統合管理したい企業や、営業プロセス全体の効率化を図りたいチームに適しています。

【特徴・コンセプト】

Sales Crowdは、ロープレ単体ではなく営業活動の上流から下流までを一括管理できる点が強みです。新規開拓からクロージングまでのデータを連動させ、実戦に即した練習が可能です。AIが営業トークを分析して改善提案を提供するため、日常の営業活動とトレーニングがシームレスにつながります。

【対話形式】

テキスト+音声

【主な機能】

AIロープレ、営業トーク分析・改善提案、リスト作成、アプローチ管理、商談管理、営業プロセス全体のワンストップ支援 など。

【ウェブサイト】

https://www.aidma-hd.jp/sales/sales-crowd/

営業AIロープレツールの導入事例

AIロープレツールの導入効果は業種や規模によって異なりますが、共通して確認されているのは「営業成績の向上」と「育成工数の削減」という2つの成果です。ここでは4社の事例から導入の背景・取り組み内容・具体的な成果を確認していきます。

アフラック生命保険|受講者の営業成績が約1.3〜1.5倍に向上

アフラック生命保険は2022年春、保険代理店向けクラウドプラットフォーム「ADaaS」の一機能としてAIアバターによるロープレ研修を提供開始しました。デジタル技術の進展とコロナ禍による商習慣の変化を受け、営業担当者が効率的にスキルを向上させる仕組みが求められていたことが背景です。

研修内容はAIアバターを相手にロールプレイングを繰り返し、営業話法の型を身につけるというものです。挙げるべきキーワードが盛り込まれているかどうかをAIが分析・評価します。

AIロープレ研修を受講し終えた営業担当者は、未完了の担当者と比較して約1.3〜1.5倍の営業成績を記録しています。上申資料に記載できる数値としてインパクトのある結果です。

「保険業界だから効果が出ただけでは?」と感じる方もいます。しかしこの事例のポイントは「研修の完了率と成績の相関」が定量的に証明された点にあり、AIロープレはやる人ほど成果が出るという因果関係をデータで示せるため経営層への説得材料として極めて有効です。

(参考)日経クロステック「アフラック生命保険のAIロープレ研修事例」

みずほ銀行|導入2ヶ月で85%の社員が提案に活用

みずほ銀行は2024年12月、外為営業部門にexaBase ロープレを導入しました。対面研修やeラーニングによるインプット型教育は実施していたものの、実践練習の機会が限られていたことが課題でした。

導入にあたっては為替リスクヘッジの提案をスコープとし、みずほ銀行の為替領域の知見とエクサウィザーズのAI技術を融合させたシナリオを開発しました。みずほ銀行が想定する顧客のAIアバターも新たに作成しています。

受講後アンケートでは約85%の社員が研修から2ヶ月以内にロープレで習得した内容を実際の取引先への提案に活用しています。さらにそのうち86%以上が新規案件化に成功しました。

この事例は「金融のような専門性の高い領域でもAIロープレが成果を出せる」ことを示す好例です。導入の決め手となったのは操作のシンプルさと、専門知識不要でシナリオを作成できるUI設計でした。

(参考)エクサウィザーズ「exaBase ロープレ導入事例:みずほ銀行」 

かんぽ生命|全支店の法人営業部門に展開

かんぽ生命は2025年5月、exaBase ロープレを全支店の法人営業部門に導入しました。この導入は若手営業社員の発案がきっかけという点で他の事例と一線を画します。

「デジタル技術を活用しながら日々の業務に活かせる営業手法を習得し、自らの営業力を向上させたい」という思いからプロジェクトが発足しました。VR技術の検証や社内独自のアプリ試作などさまざまな方法を試した結果、exaBase ロープレの採用に至っています。

かんぽ生命は全国2万カ所を超えるチャネルネットワークを持ち、教育対象の営業担当者が非常に多いことが課題でした。exaBase ロープレの導入によりテレアポイントから商談本番まで実際の場面に近いシナリオで自主的に練習できる環境を整備し、業種別のお客様を想定したAIアバターで多様な商談パターンに対応しています。

「全支店展開は大企業だからできることでは?」と感じるかもしれません。しかし注目すべきは現場の若手からの発案で全社プロジェクトに発展した点で、小さな検証から始めて成果を示し段階的に展開する進め方は企業規模を問わず再現可能です。

(参考)かんぽ生命保険「法人営業社員向けのAIロールプレイングサービスの導入」

ベルシステム24|管理者のロープレ工数を90%以上削減

ベルシステム24は、コンタクトセンター業務を受託している通信企業C社の研修にVideoTouchのAIロープレを導入しました。月によって採用人数が1人から30人と大きく変動する中、ロープレ研修は講師と新人の1対1が必須で1人あたり約3時間を要していたことが課題でした。

AIロープレ導入後、新人35名を対象にした繁忙期の研修において従来132時間を要していた工数がわずか9時間まで削減されました。約90%の工数削減を達成し、この数値は事前の想定を50時間以上も上回る成果です。

受講したコミュニケーターへのアンケートでは9割以上がポジティブな反応を示しています。「すぐに改善点がわかる」「人の目を気にせず繰り返し練習できる」といった声が挙がり、拠点間の研修品質のばらつき解消や早期離職率の低下にもつながっています。

この事例はAIロープレの工数削減効果を最も端的に数値で証明した事例です。132時間→9時間というインパクトはそのまま上申資料に転記できるレベルの説得力を持っています。

(参考)VideoTouch「AIロールプレイング導入事例:ベルシステム24」 

営業AIロープレツールを現場に定着させるポイント

導入事例で成果が出ている企業に共通するのは、ツールを入れただけで終わらせず現場に根づかせる仕組みを同時に設計している点です。ここでは定着率を左右する3つのポイントを整理します。

最初から全機能を使わず小さく始める

AIロープレツールの定着で最も重要なのは、導入初期に機能を絞り込み成功体験を早期に生むことです。いきなりシナリオ設計・スコアリング・レポート分析・SFA連携を同時に立ち上げると現場の負荷が跳ね上がり、1ヶ月で利用率が急落するケースは少なくありません。

「現場が使わなかったらどうしよう」「高い費用を払ったのに形骸化したら責任を取らされる」。この不安はAIロープレ導入を検討する担当者のほぼ全員が抱えています。ベルシステム24は1つの業務シナリオに絞って導入し成果確認後に拡大、かんぽ生命も法人営業部の若手研修を皮切りに全支店へ段階的に展開しました。

具体的には、初月に1つのシナリオだけをセットしメンバー3〜5名で試用します。2ヶ月目に試用メンバーの成果を数値で確認して社内共有し、3ヶ月目にシナリオを2〜3種類に拡張して対象メンバーを全員に広げる流れが効果的です。

特に重要なのは2ヶ月目の「成果の社内共有」です。アフラック生命保険が研修完了者と未完了者の成績差(1.3〜1.5倍)を可視化したように、数値で効果を示せれば現場の抵抗は大幅に減り全社展開への道が開けます。

週1回の振り返りで練習と実戦をつなげる

AIロープレが形骸化する最大の原因は、ツール上の練習と実際の商談が切り離されてしまうことです。毎日ツールを使っていてもスコアだけを追いかけ実際の商談でフィードバックを活かせなければ意味がありません。

もしあなたが営業マネージャーなら、週1回の1on1やチームミーティングにAIロープレのスコアを議題として組み込むことを推奨します。「今週のロープレで指摘された切り返しの弱さは、○○社の商談でどう活かせたか?」と問いかけるだけで練習と実戦のループが回り始めます。

「マネージャーの負担がさらに増えるのでは?」と感じる方は多いです。しかしAIがスコアと改善点をすでに可視化しているため、ツールが出した評価をもとに対話するだけで済み、従来の1対1ロープレ(1回30〜60分)と比べてマネージャーの拘束時間はむしろ短縮されます。

コチームのようにリアルタイムナビゲーションと勝ちパターン抽出を搭載したツールであれば、実際の商談中にAIが支援しその結果がロープレの練習メニューに自動で反映されます。練習と実戦の接続がツール側で自動化される点は、ツール選定時に確認しておくべきポイントです。

経営指標と接続して投資対効果を継続的に示す

AIロープレツールの予算を守り続けるには、経営層が重視するKPIとの接続を初期段階から設計しておく必要があります。「年間の利用料に見合う効果が出ているのか」という問いは導入後に四半期ごとに経営層から投げかけられ、「練習回数が増えました」だけでは予算削減の対象になりかねません。

定着している企業に共通するのは、AIロープレの利用データと営業成果のKPIを紐づけて追跡している点です。みずほ銀行の事例では受講者の85%が2ヶ月以内に実践で活用しそのうち86%以上が新規案件化に成功しており、「練習→行動変容→成果」の因果関係を数値で示せるかどうかがツール継続の分かれ目になります。

具体的には導入時に3層の指標を設定しておくことを推奨します。行動指標(週あたりのロープレ実施回数・平均スコア推移)、中間指標(商談進捗率・提案書提出率)、成果指標(月間受注件数・受注単価・新規案件化率)です。

これらの指標を月次で追跡し四半期ごとに経営層へレポートする体制を作っておけば、「費用対効果が不明」という理由で打ち切られるリスクを最小化できます。投資対効果を継続的に示す仕組みこそが、AIロープレを一過性の施策ではなく組織の資産に変えるための鍵です。

よくあるご質問(FAQ)

Q1. ChatGPTなどの無料AIで十分ではないですか?

A. 個人練習には有効ですが、組織的な育成には専用ツールが必須です。 ChatGPTは「音声の評価(早口・トーン)」や「一貫したスコアリング」ができません。また、誰が何回練習したかのログが残らないため、マネージャーがチーム全体の成長を把握し、育成PDCAを回すには専用ツールの管理機能が不可欠です。

Q2. 営業担当者が「面倒くさい」と使わなくなりませんか?

A. 「自分の時間が浮く」メリットを伝えましょう。 「上司との対面ロープレの前にAIで自主練習すれば、上司からの“詰め”がなくなる」「自分の商談の弱点が数値で見えるので、無駄な努力をせずに済む」といった、担当者自身の利便性を強調することが定着の近道です。

Q3. 導入してから効果が出るまでどれくらいかかりますか?

A. 1ヶ月で行動が変わり、3ヶ月で数字に表れます。 最初の1ヶ月で「トークの型」が定着し、2ヶ月目に現場での発言が変化します。3ヶ月目には、みずほ銀行の事例のように「新規案件化率」などのKPIに反映され始めます。

Q4. 自社の特殊な業界用語や商材知識にも対応できますか?

A. はい、カスタマイズ性の高いツールを選べば可能です。 商談特化型ツールの多くは、自社のトークスクリプトや資料をAIに読み込ませる機能を備えています。トライアル時に、自社の「専門用語」が正しく認識され、適切なフィードバックが返ってくるかを必ず検証してください。

Q5. 経営層への予算申請(稟議)で最も説得力のある数字は?

A. 「新人の独り立ち期間の短縮」と「管理者工数の削減」です。 「従来6ヶ月かかった独り立ちを4ヶ月に短縮」「マネージャーがロープレに費やす月20時間の削減」といった数値は、人件費換算がしやすく、高いROI(投資対効果)を証明できます。


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まとめ

営業AIロープレツールは、ChatGPTで始める無料の手法から専用ツールまで自社の規模と課題に合わせて段階的に導入できる領域です。選定で最も重要なのは自社の営業スタイルに合うツールタイプを見極め、トライアルで音声認識精度・シナリオのカスタマイズ性・管理画面の使いやすさの3点を実機で確認することです。

アフラック生命保険の成績1.3〜1.5倍、ベルシステム24の工数90%削減といった事例が示すとおり、適切なツール選定と定着の仕組みづくりが揃えば短期間で定量的な成果が表れます。まずは気になるツール2〜3社の無料トライアルまたは資料請求から始めて、自社の営業チームで検証を進めてください。

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