導入事例

「つぶやき/インサイト可視化」ツールとして、メンバーが「今もやもやしていること」を隠さずに本音で書き込んでくれた

W社
事業内容
システム開発事業 & プロジェクト管理サービスの開発・提供
設立
2003
従業員数
36
「つぶやき/インサイト可視化」ツールとして、メンバーが「今もやもやしていること」を隠さずに本音で書き込んでくれた

本日お話をお聞きした方

W社 H様 プロダクトマネージャー 

より「高み」を目指せるメンバーを増やしたい

──本日はインタビューにお付き合いいただき感謝いたします。最初にW社さんの組織形態についてお聞きしてもよろしいでしょうか。

弊社は自社プロダクトを提供している開発会社となりますが、マーケ・広報、総務、人事、カスタマーサポート、そして大多数の人間が所属する開発チームで成り立っています。
開発チームにはテスターとプログラマーが在籍しています。

私はプロダクトマネージャーとして、マネジメント全般を担当しています。「開発陣のアウトプットを高める」ことが私のミッションとなっていて、業務としては「プロダクトバックログ(※)」を管理し、そちらを基にした開発マネジメントを実施しています。

※…ロードマップと要件に基づいて開発チームが行う作業に優先順位を設定したリスト

──皆さまはテレワークで勤務されているのでしょうか?

はい、基本的にはフルリモートワークになっております、

──フルリモートワークをされているのですね。完全な遠隔環境ですと、各メンバー間でのコミュニケーション面で苦労される組織が非常に多い印象ですが、1on1ミーティングなどは実施されているのでしょうか。

いま現在は1on1を定期的に実施する、といったルールを公式的には設けておりません。
プロダクトのマネジメント以外に「社全体」の改善施策も担当しているのですが、なかなか個別メンバーとのコミュニケーションにそこまで時間を割けておらず、1on1も今後注力してやっていきたいとは思っています。

──なるほど、Hさんのマネジメント範囲はプロダクトに限定されずということで、かなり広域に渡ってマネジメントされているのですね。いまマネジメントされている中で、課題をどのあたりに感じられているのでしょうか。

営業チームなどビジネス系メンバーは高い目標を持って仕事に取り組んでいる様子が見受けられますが、開発チームでは自分たちの目標を定め切れておらず、顧客への更なる価値提供にむけて、より「高み」を目指せるメンバーを増やしたいなという思いは強くあります。

──ありがとうございます。いまそのような高いレベルを求めるメンバーを集めるため、採用方針はどういった方針を取られているのでしょうか。

以前は、中途採用メインで「即戦力」を採用する方針でしたが、最近は若い人を採用して、先程述べたような「高み」を目指せるメンバーを育成できないものか意識的にがんばっています。

──少し話は変わりますが、貴社において、コミュニケーションツールはどのようなツールを日常的に活用されているのでしょうか。

Slack、oVice、自社で制作しているプロジェクト管理ツールを使っています。
oViceはバーチャルオフィスシステムで、定期的に雑談タイムを設けていたりします。

Co:TEAMは「つぶやき/インサイト可視化」ツールとしてトライアルした

──では、ここから本題に入ってまいります。今回hCo:TEAMを使ってみようと思われた経緯や背景について伺ってもよろしいでしょうか。

こちらは上に話したメンバーの育成に対する対応策というよりも、日常的な「つぶやき/インサイト可視化」ツールとして活用できるのはと考えて、トライアルしました。

O:さんとしては「日報ツール」としてサービスそのものを打ち出しているかと思いますが、弊社はCo:TEAMを日報や業務報告としては利用しませんでした。

──実は意外とそういうお客様も多かったりします笑
いまお話された「つぶやき/インサイト可視化」という表現について詳細お聞きしますが、具体的に主にお役立ちいただけたのは、Co:TEAMに表示されるどの情報になりましたでしょうか?

メンバーの日々の「モチベーション」のデータ、雑談に活用できる「メンバーの一言」というフリー記述の投稿情報が該当します。

先程「雑談」についての話をしましたが、弊社ではSlack上で「雑談専用チャンネル」を設けています。

botが立ち上がり、仕事に直接関係のない「好きなゲームは?」といった質問を無茶振りされるチャンネルで、その回答も投稿する仕様なので、雑談が生まれやすい場になっています。

テレワークだとこういったコミュニケーションのきっかけが失われるので、そのあたりは意識して雑談に繋がるようにしています。
その一環としてCo:TEAMも使えないかと思った次第ですね。

──その雑談を発生させるbotのお取り組みは非常におもしろいですね。チームいるディングに重要な「メンバー理解」が深まりそうです。

他にもHR的な取り組みでいうと、ピアボーナスのサービス導入を検討したりもしましたが、色々な職種があるなかで「そのチームで誰が一番成果を出したか」を決めることが非常に難しく、一部の職種の人だけを褒めるような施策になってしまうと他の職種のメンバーには逆効果にもなりうるので、今は止めました。

──ピアボーナスも実施された経験がおありなのですね。貴社は国内でもかなり先進的な従業員のエンゲージメント向上施策に取り組んでいらっしゃる印象ですが、Co:TEAMを使われてみてどうでしたでしょうか。

少し辛辣な意見になりますが、弊社の日常コミュニケーション環境はほぼ全てSlackが起点となっているので、Slackから入力できず、Co:TEAMサイトに移行して入力しないといけない点は結構しんどかった印象です。

──有益なアドバイスありがとうございます。こちらはSlackから入力した内容をCo:TEAMに完全に反映できる状態だった場合、貴社の状況でも普通に活用できそうでしょうか。

それだと全然ありですね。メンバーが「今もやもやしていること」を隠さずに本音で書き込んでくれてたので、そのあたりのサービスの空気感は良いなと思いました。

業務報告だとなかなか本音や雑談を書かないので、日報として使わないことをかなり意識した

──皆さん、何も言わずとも率先して「もやもやしていること」を記入してくれたのでしょうか。

ここはやり方次第かなと思っていて、私自身もちゃんとCo:TEAMで日々レポートを書いていたことが大きいかと思います。

私自身がゆるく書いたので、皆さんゆるく本音を書いていいと感じたのかもしれません笑

上にも書きましたが、日報として使わないことをかなり意識しました。
業務報告となると、みんななかなか本音や雑談を書かなくなりそうですし。

雑談については、これまで従業員と振り返りをする中でよく話に登場します。

「リモートワークの中でコミュニケーションが発生しづらい」「他のチームが何をしているのか分からない」「声をかけづらい」という問題が議題に出ることが多いので対策は色々と取っています。

先程の話に登場した「雑談を促すbot」は、Collaという無料botツールを使っています。余談ですが、こちらの雑談専用チャンネルはチャンネル内にいる社外のメンバーにも無茶振りされる恐ろしい仕様となっています笑 社内だけでなく社外の人とのコミュニケーションが円滑化されることはビジネスにも好循環を生むのではと思っています。

──興味深いですね笑 Slack連携ができず、ご迷惑おかけして申し訳ありませんでしたが、ちょうど今最優先で対応していてもうすぐローンチする運びとなりますので、引き続き何卒よろしくお願いいたします。

本日はお忙しい中インタビューお付き合いいただきありがとうございました。

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