【無料比較表付き】エンゲージメントツールおすすめ10選|導入メリット・向上のための活用方法

従業員エンゲージメントとは・メリットや効果・比較表
従業員エンゲージメントとは、従業員の企業に対する信頼・愛着・理解を図る指標のことです。1990年代、アメリカの企業において生産性向上に対する意識が高まったことからこの概念が生まれました。
エンゲージメント(engagement)の意味は約束・婚約であることから、ただの雇用といった紙上の契約ではなく、互いを信頼し貢献し合おうという姿勢であるとも読み取ることができます。
従業員エンゲージメントツールを紹介するにあたり、まずはエンゲージメントの概念について解説します。
近年ますます注目が集まるエンゲージメントについて理解を深めましょう。
エンゲージメントツールの種類や機能・サーベイとモチベーション管理ツールの違い
ここでは、エンゲージメントの種類やサーベイとモチベーション管理の違いについて詳しく解説します。
エンゲージメントツールの種類
エンゲージメントツールには、【エンゲージメント調査のためのツール】と【エンゲージメント向上のためのツール】が存在します。
エンゲージメント調査のツールは、組織のエンゲージメント状態を知るために欠かせません。
具体的な測定方法としては、パルスサーベイとエンゲージメントサーベイがあります。
パルスサーベイは、日次や週次など比較的短いスパンで手軽な質問を回答してもらうもです。頻度高く行うことで、従業員のモチベーションの変化が明らかとなり、課題の早期発見が可能となります。
一方でエンゲージメントサーベイは月次や年次など長い期間をあけて実施されます。パルスサーベイと比べ質問数が多くなりますが、その分個人と組織の関係性を明らかにすることができます。
しかし、エンゲージメント状態を知るだけでは、組織のエンゲージメントを改善する事はできません。
組織のコミュニケーションや人間関係を円滑にして従業員の悩みを解消し、モチベーション高く仕事に取り組んでもらうために、【エンゲージメント向上】のツールも必要不可欠となります。
サーベイとモチベーション管理ツールの違い
サーベイとモチベーション管理ツールでは、ツールの主目的が異なります。サーベイは【組織のエンゲージメント状態を知ること】が主目的であるのに対して、モチベーション管理ツールは【組織のエンゲージメントを向上させること】が主目的です。
組織のエンゲージメントを向上させるためには、今の組織状態を知り向上に向けて組織風土を改善していくことが必要です。
そのため、多くの企業はサーベイツールとモチベーション管理ツールの2つを取り入れ、用途に応じて使い分けています。
組織の現状を知らずに、組織状態の改善はできません。2つのツールを活用することで、各々のツールはより高い効果を発揮し、よりエンゲージメント向上を期待する事ができるでしょう。
エンゲージメントツール導入のメリット・効果
従業員満足度を向上させるため給料や福利厚生を見直しても、生産性の向上につながらないことが明らかになりました。
労働人口の減少で売り手市場となった現代では、人々はやりがいや働く意味をより求めるようになっています。データも示すように、仕事における「やりがい」は「給料」と並ぶほど重要になっています。
組織はいかに優秀な人材を採用し、組織にとどめていくか考えなくてはいけません。そのために、従業員の信頼や愛着を高める従業員エンゲージメントが注目されるようになりました。
エンゲージメントツール比較表
導入目的 | メイン機能 | 初期費用 | 月額 | 連携アプリ | |
Co:TEAM(コチーム) | エンゲージメンント向上 | 1on1 360度フィードバック 賞賛機能 目標管理 |
要問い合わせ | 要問い合わせ | slack Google calendar |
TUNAG | エンゲージメント向上 | プロフィール機能 タイムライン機能 社長動画の配信 利用状況管理 |
要問い合わせ | 要問い合わせ | なし(要問い合わせ) |
Uniposト | エンゲージメント向上 | 拍手機能(賞賛) タイムライン機能 組織コンディション事前察知レポート |
要問い合わせ | 要問い合わせ (Basic/Enterprise/EnterprisePlus) |
Slack MicrosoftTeams |
THANKS GIFT | エンゲージメント向上 | サンクスカード MVP表彰機能 ありがとうをポイント変換 チームワーク/離職可能性分析 |
要問い合わせ | 要問い合わせ | スマホ決済‐Paypay Amazonギフト券 incentive point |
RECOG | エンゲージメント向上 | レター機能 サンクスカード フィード型投稿機能 |
要問い合わせ | 要問い合わせ | Slack Chatwork SmartHR・ ncentive point |
モチベーションクラウド | エンゲージメンント調査 | エゲージメントサーベイ パルスサーベイ 専門コンサルタントによる支援 |
要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
HR OnBoard | エンゲージメント調査 | コンディション調査
社員の離職予想/sos通知 |
要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
Webox | エンゲージメント調査 | パルスサーベイ 動画や資料などの役立つコンテンツ やりっぱなしを防ぐ活用支援パック |
サーベイ・分析機能(月額300円/1人) オンラインアカデミー(100,000円〜/1人) 活用支援(10,000円/1人 |
要問い合わせ | Slack・LINE WORKS・workplace |
ラフールサーベイ | エンゲージメント調査 | ショートサーベイ ディープサーベイ 15万通りのアドバイス/課題解決策の自動提案 課題に適した専門家の提案 |
初期費用100,000円 | 月額400円/1人 | 要問い合わせ |
Geppo | エンゲージメント調査 | 月1回の個人サーベイ 半年に1度組織サーベイ 人事ナレッジを活用した導入後のサポート |
要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
エンゲージメントツールが必要・注目される理由と導入メリット
1)課題の早期発見による離職率の低下
エンゲージメントツールを活用することで、従業員と組織の関係性を可視化することができるため、離職率低下につながります。
エンゲージメントツールにより。従業員が「会社をどのくらい信頼し、愛着を抱いているのか」を知り、会社に不信感を抱いていないか確かめることができます。
従業員が会社に抱く不信感が大きくなり、取り返しがつかなくなる前に課題を発見し、防止のために努めることができます。そのため、エンゲージメントツールは組織状態を改善するための課題を特定するために欠かせません。
エンゲージメントが高まることで、従業員の会社に対する貢献度や帰属意識を向上させることができます。
会社と従業員との間に強い信頼関係ができるため、従業員が転職について考える機会が減ります。結果として、優秀な人材の流出を防ぐことができるでしょう。
2)モチベーションの維持・向上
エンゲージメントが向上すれば、従業員のモチベーションを向上させることにもつながります。
エンゲージメントが高い状態では、従業員は会社の方向性に賛同し、十分に仕事の意義を理解した上で仕事に取り組んでいます。
自分自身の仕事の意義ややりがいを見出しているため、高いモチベーションを保ち業務に励むことができるでしょう。
また、エンゲージメントが高い企業では、従業員に会社の方針や理念が浸透しており、全員が共通の目的意識をもって働いています。
そのため、どのような顧客に対しても、共通した質の高い対応が可能となります。
3)従業員同士のコミュニケーション活性化
エンゲージメントツールをきっかけに、従業員同士のコミュニケーションを活性化させることができます。
社内でコミュニケーションが活発に行われ、良好な人間関係が構築できていることは従業員エンゲージメント向上に欠かせません。
ツールを活用し、1on1を実施したり、フィードバックを行うことで、社内全体のコミュニケーションを活性化させることができるでしょう。
4)心理安全性の高い組織文化の形成
エンゲージメントとが向上すると、心理的安全性の高い組織をつくることができます。
心理的安全性とは、従業員が安心して自分の考えを述べたり、行動に移したりできる状態を指します。2015年米グーグル社が「心理的安全性は成功するチーム構築においてもっとも重要な要素である」と示したことで、一気に注目を集めるようになりました。
質問や提案、懸念を口にすると上司から悪い評価を受けてしまうのではないかと感じると、部下は発言を控えるようになってしまい、パフォーマンスの質が低下してしまいます。
エンゲージメントツールを活用し、従業員の意見を定期的に尋ねることで、心理的安全性の高い組織に近づくことができます。
エンゲージメントツールの選び方・活用のポイント
エンゲージメントツールの選び方
エンゲージメントのツールは多岐にわたるため、自社に合ったものを選択することが重要です。ここでは、エンゲージメントツールの選ぶポイントについて解説します。
1)目的に沿っているかどうか
エンゲージメントツールを選ぶときに大切なポイント1つ目は目的に沿っているかどうかです。
エンゲージメントツールには大きく分けて【エンゲージメント調査のためのツール】と【エンゲージメントを向上させるためのツール】が存在します。
ツールが多機能であることが必ずしも良いとは限りません。機能が多くなるほど、従業員への説明が複雑になってしまうでしょう。
そのため、組織のエンゲージメントを明らかにしたいのか、もしくは向上させることに注力したいのか、目的を明確にし、それに適したツールを選択することが大切です。
2)誰でも利用しやすいかどうか
エンゲージメントツールを選ぶときに大切なポイント2つ目は誰でも利用しやすいかどうかです。
ツールを導入したとしても、従業員によって使いやすいものでなければツールが使われなくなってしまいます。形がい化してしまっては、ツールを導入する意味がありません。
日常的に使用しているツールがあれば、そのツールの連携しているかどうかといった使いやすさにも注意して考えましょう。
また、ツール連携については公開している情報と現時点で備わっている内容が異なっている場合があります。導入後に認識のズレが発生しないようにしっかりと確認をしていきましょう。
3)予算に収まっているかどうか
エンゲージメントツールを選ぶときに大切なポイント3つ目は予算に収まっているかどうかです。
ツールは多くの場合、導入の際だけでなくランニングコストもかかります。長期的にかかるコストも踏まえて、予算以内に収まっているかどうかを確認しましょう。
ただ、コストの安いツールはその分機能が制限されてしまうことも意識しておくことが重要です。導入目的が達成されなければ意味がありません。
ツールが自社の課題を解決する機能を備えていて、かつ適切な投資対効果を果たしていることが大切です。
エンゲージメントツールの活用方法
エンゲージメントは導入したとしても、従業員に使われなければ意味がありません。ツールを賢く活用することで、効果を何倍にも発揮させましょう。
ここでは、エンゲージメントツールを活用するコツについて解説します。
1)定的的な1on1や面談を実施する
エンゲージメントツールの活用方法1つ目は、定期的な1on1や面談を実施することです。
エンゲージメントツールを活用することで、従業員の組織に対する信頼度合いや愛着だけでなく、目標に対する進捗状況やモチベーションも明らかにすることができます。
その結果をもとに、1on1を実施することで、部下の悩みを解消しモチベーションを維持させることができるでしょう。エンゲージメントツールを活用して、定期的に1on1で話す機会を設けることで、上司と部下の間に信頼関係を築きましょう。
>>離職防止とパフォーマンス向上を両立させる1on1導入サービス紹介
2)ツールを形がい化させない
エンゲージメントツールの活用方法2つ目は、ツールを形がい化させないことです。
せっかくツールを導入しても、従業員に活用されなければ意味がありません。
従業員にとって使いやすいツールを導入することはもちろん、ツール導入後には浸透させるためのサポートを行うことが大切です。
ツールが浸透するまでは、ツールの使用を上司から積極的に促しサポートしていきましょう。
3)結果をもとに組織体制の見直し
エンゲージメントツールの活用方法3つ目は、結果をもとに組織体制を見直すことです。
エンゲージメントツールを用いて、従業員の会社に対する信頼度や理解度を明らかにすることで、組織の課題を見つけることができます。
ツールを用いて明らかとなった課題を、解決せずに放置してしまうと、従業員からの不信感はさらに募ってしまいます。課題に対して迅速で適切な措置をほどこすことで、従業員からの信頼をえることができるでしょう。
エンゲージメントツールおすすめ
【エンゲージメント向上】賞賛機能や1on1でやりがい作りに特化|おすすめツール比較5選
エンゲージメント向上のためのツールは以下の通りです。
- Co:TEAM(コチーム)
- TUNAG
- Unipos
- THANKS GIFT
- RECOG
上記5つのツールについて詳しく紹介します。
導入目的 | メイン機能 | 初期費用 | 月額 | 連携サービス | |
Co:TEAM(コチーム) | エンゲージメンント向上 | 1on1 360度フィードバック 賞賛機能 目標管理 |
要問い合わせ | 要問い合わせ | slack Google calendar |
TUNAG | エンゲージメント向上 | プロフィール機能 タイムライン機能 社長動画の配信 利用状況管理 |
要問い合わせ | 要問い合わせ | なし(要問い合わせ) |
Unipos | エンゲージメント向上 | 拍手機能(賞賛) タイムライン機能 組織コンディション事前察知レポート |
要問い合わせ | 要問い合わせ (Basic/Enterprise/EnterprisePlus) |
Slack MicrosoftTeams |
THANKS GIFT | エンゲージメント向上 | サンクスカード MVP表彰機能 ありがとうをポイント変換 チームワーク/離職可能性分析 |
要問い合わせ | 要問い合わせ | スマホ決済‐Paypay Amazonギフト券 incentive point |
RECOG | エンゲージメント向上 | レター機能 サンクスカード フィード型投稿機能 |
要問い合わせ | 要問い合わせ | Slack Chatwork SmartHR・ ncentive point |
1)Co:TEAM(コチーム)|1on1の強化で信頼とモチベーションの向上

Co:TEAM(コチーム)とは、株式会社O:(オー)に運営されている国内唯一のマネジメントプラットフォームです。
賞賛文化の構築や納得感のある評価をもたらし、従業員のモチベーションを向上させます。

特徴
Co:TEAM(コチーム)は、1on1の実施、上司や同僚からのフィードバック収集(360度評価)で作業の効率化や改善を図り、目標達成を管理するサービスです。
フィードバックでは賞賛を送ることもできるため、目標達成へ向けた結果だけでなく成果も評価することができるでしょう。さらに、賞賛文化が浸透することで、従業員のやりがいを引き出すことにつながります。
また、1on1におけるアジェンダのサポートやスケジューリング機能などにより質の高い1on1を実現できます。
1on1の前に、適切な話すトピックが表示されるため、より一人ひとりの特徴や悩みに合わせて1on1を進めることができます。
また、1on1実施後に、メンバー自身が次にどのような行動をしていくのか表明する「アクション機能」により、メンバーの自主的な行動を促し、1on1の内容をパフォーマンスの向上につなげることができるでしょう。
料金
初期費・月額費用ともに要問い合わせ
14日間の無料トライアルあり
連携アプリ
Google Calender・Slack
2 )TUNAG|組織内のつながりを強化

TUNAGは、株式会社スタメンによって運営されているエンゲージメント経営プラットフォームです。
社内のコミュニケーションを最適化することで、エンゲージメントの向上を実現します。
特徴
プロフィール機能やタイムライン機能など、メンバーの「人となり」を知るための機能が充実しています。互いに対する認識を深めることで、親近感につなげコミュニケーションを活性化させることができます。
また、経営層の想いを共有するため、社長ブログや動画の配信機能も備わっています。それにより、従業員に会社全体の方針理解を深めてもらうことができるでしょう。
会社の方針を理解し賛同することで、日常業務がいかに紐付いているのかがわかり、やりがいを見い出すことができるでしょう。
そして、全社の利用状況を調べるダッシュボード機能により、「全社・部署・ヒト」単位で、利用状況を可視化することができます。それにより、どのような制度が利用されるのかを定量的に把握し、社内制度の改善を図ることができるでしょう。
料金
初期費用・月額費用ともに詳細は要お問い合わせ
連携アプリ
要問い合わせ
3)Unipos|賞賛文化の構築でやりがい向上

Uniposは、Unipos株式会社によって運営されているエンゲージメントツールです。
「見えない貢献を可視化する」といった特徴にあるように、賞賛に重きを置くことでピアボーナスでも活用されるツールです。
特徴
日常的に賞賛を送り合うことができる「拍手機能」で賞賛文化を構築します。第3者からは見えにくい貢献を可視化することで、従業員のやりがいを引き出し組織エンゲージメント向上につなげることができます。
従業員の相互理解が深まるタイムラインや行動指針を浸透させるハッシュタグ機能では、会社や従業員同士の理解を促進できるでしょう。賞賛と同時に従業員の相互理解も深めることで、信頼を構築できます。
さらに、組織コンディション事前察知レポートにより組織状態を可視化し改善につなげることができます。エンゲージメント向上に重きを置いたツールですが、エンゲージメント調査も同時に実現できることも大きなメリットといえるでしょう。
料金
Basic | 基本機能+利用状況の簡易データ閲覧 ※詳細な金額は要お問い合わせ インセンティブは原資が別途必要(最低利用料金:月額42,500円) |
Enterprise | Basic+充実したアナリティクスデータ+高いセキュリティ ※詳細な金額は要お問い合わせ インセンティブは原資が別途必要 |
Enterprise Plus | Enterprise+ / インセンティブに原資不要 ※詳細な金額は要お問い合わせ ※ポイント配当方法をインセンティブ、カスタムリワード、SDGsから選択可能 |
なお、月額費用とは別途に初期費用は要問い合わせとなっています。
連携アプリ
Slack・Microsoft Teams
4)THANKS GIFT|ありがとうでコミュニケーションの活性化

THANKS GIFTは、株式会社TAKE ACTIONによって運営されているコミュニケーションプラットフォームです。
感謝の気持ちを広げて、コミュニケーションを活性化させることができます。
特徴
- サンクスカードにより感謝のメッセージを送り合える
- MVP表彰機能やランキング機能で、利他性を可視化
- ありがとうをthanks!ポイントとしてポイント交換も可能(形がい化の防止)
- チームワーク分析 やタイプ別分析、離職可能性分析で組織状態も明らかにし、効果を実感
料金
初期費用・システム構築費用・運用までのコンサルティング費用ともに要問い合わせ
連携アプリ
スマホ決済‐Paypay・Amazonギフト券・SDGs Action・incentive point
5)RECOG|チームのバリューを楽しく浸透

RECOGは、株式会社シンクスマイルによって運営されているチームワークアプリケーションです。
相互に褒めあう仕組みをつくることで、従業員のエンゲージメント向上はもちろん、業務効率を改善することもできます。
特徴
- 会社のバリューにもとづいたバッジと一緒にサンクスカード(レター)を贈れる
- 「レター」へのリアクションや拍手がシェアされ、 社内の前向きなコミ ュニケーションを可視化
- フィード型の投稿機能によりオープンな環境で情報共有が可能
- メールや電話、リアルタイムのチャットフォローなど定着までのサポートが手厚い
料金
要問い合わせ
連携アプリ
Slack・Chatwork・SmartHR・incentive point
【エンゲージメント調査】組織状況を分析し変化を可視化|おすすめ比較ツール5選
エンゲージメント調査のためのツールは以下の通りです。
- モチベーションクラウド
- HR OnBoard
- Webox
- ラフールサーベイ
- Geppo
ここでは上記5つのツールについて詳しく解説します。
導入目的 | サーベイの種類 | 調査実施後のフォロー | 初期費用 | 月額 | |
モチベーションクラウド | エンゲージメンント調査 | エゲージメントサーベイ パルスサーベイ |
専門コンサルタントによる支援 | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
HR OnBoard | エンゲージメント調査 | コンディション調査 | 社員の離職予想・sos通知 | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
Webox | エンゲージメント調査 | パルスサーベイ | 動画や資料などの役立つコンテンツ やりっぱなしを防ぐ活用支援パック |
サーベイ・分析機能(月額300円/1人) オンラインアカデミー(100,000円〜/1人) 活用支援(10,000円/1人 |
要問い合わせ |
ラフールサーベイ | エンゲージメント調査 | ショートサーベイ ディープサーベイ |
15万通りのアドバイス/課題解決策の自動提案 課題に適した専門家の提案 |
初期費用100,000円 | 月額400円/1人 |
Geppo | エンゲージメント調査 | 月1回の個人サーベイ 半年に1度組織サーベイ |
人事ナレッジを活用した導入後のサポート | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
1)モチベーションクラウド|組織改善のための支援も手厚い

モチベーションクラウドとは、リンクアンドモチベーションによって運営されているエンゲージメントサーベイです。
国内最大級のデータベースを元に組織状態を可視化するため、高いシェアを獲得しています。
特徴
モチベーションクラウドは、組織状態を明らかにするだけでなく組織改善のためのサーベイツールとして知られています。自社の診断だけでなく、他社比較なども踏まえて自社課題を特定するため、具体的な改善までつなげることができます。
さらに、診断結果をもとにしてコンサルティング支援まで実施してもらえるため「改善に向けてどのような手順を踏めばよいかわからない」方でも、適切な手順で組織状態を向上させることができます。
また、エンゲージメント変化の推移を過去の情報と比較できるため、改善の効果を実感することができるでしょう。
料金
要問い合わせ
連携アプリ
要問い合わせ
2)HR OnBoard|悩みを抱える社員が一目でわかる

HR OnBoardとは、エン・ジャパン株式会社によって運営されている「入社後支援」をスマートに行うためのツールです。
新入社員が会社に適応し、活躍するまでを支援することで離職を防止します。
特徴
- 退職予兆を診断し、離職の危険性をいち早くキャッチ
- 社員のコンディションが一目でわかるため、いち早くサポートを可能に
- 一人ひとりの活躍情報をデータ化
料金
要問い合わせ
連携アプリ
要問い合わせ
3)Webox|リアルタイム集計でエンゲージメントを可視化

Wenobとは、株式会社アトラエによって運営されているエンゲージメントサーベイです。
独自のパルスサーベイ技術とAIによるレコメンドにより、組織の改善までを実現します。
特徴
わずか3分で回答できるため、従業員の負担を減らし手軽にエンゲージメントを集計することができます。また、パルスサーベイによる結果は、すぐに可視化できるため、結果確認までの時間を大幅に短縮することができます。
また、他社比較などさまざまな切り口から現在の結果を分析できることはもちろん、AIによる未来予測も可能にします。今後サポートが必要になる従業員を抽出できるため、1on1や個別面談を設定することで、ケア対策することができます。
サーベイのやりっぱなしを防ぐための活用支援パックも充実しているため、ツールの形がい化を防ぐことができるでしょう。
料金
サーベイ・分析機能 | 1人あたり月額300円 |
オンラインアカデミー | 1人あたり10000円〜 (エンゲージメント向上のためのノウハウを講座で提供) |
活用支援 | 1社あたり100000〜 (活用へ向けて定期的なレポート・アドバイザリー) |
連携アプリ
Slack・LINE WORKS・workplace
4)ラフールサーベイ|課題に合わせたアドバイスや解決策が豊富

ラフールサーベイとは、株式会社ラフールによって運営されている組織改善サーベイです。
個人にフォーカスし、メンタルヘルスなどの状態診断・行動改善に受けたアドバイスを豊富なデータから一人ひとりに合わせて行います。
特徴
- 18万人以上のメンタルヘルスデータをもとにした多角的な調査項目により細かな分析が可能
- 個々に合わせた15万通りのアドバイスや課題解決策の自動提案
- 目的に合わせた2つのサーベイを用意(ショートサーベイとディープサーベイ)
- 組織課題に合わせ、適切な専門家が表示される
料金
初期費用100,000円+1人あたり月額400円
連携アプリ
要問い合わせ
5)Geppo|個人の課題と組織の課題を見える化

Geppoとは、株式会社ヒューマンキャピタルテクノロジーによって運営されている人事業務支援ツールです。
特徴
- 毎月1回の個人サーベイによりコンディションを変化を細かに確認
- 半年に1度組織サーベイにより組織状況を確認
- 1分未満で回答できるので、社員に負担をかけることなく一人ひとりのコンディションを把握
- 豊富なダッシュボードにより変化を瞬時に判断できる
- 人事ナレッジを活用した導入後のサポートを受けられる
料金
要問い合わせ
連携アプリ
要問い合わせ
まとめ
エンゲージメントを向上させるためには、現在の組織状態を知り改善に努める必要があります。
自社に適したエンゲージメントツールを活用し、従業員のやりがいやモチベーションを引き上げましょう。